◆日程:2023/12/16-17
◆形態:積雪期登山
◆人数 3名(I崎、S口、S京)
◆ルート:
12/16 菅沼登山口〜弥陀ヶ池〜日光白根山〜弥陀ヶ池
12/17 弥陀ヶ池〜菅沼登山口
(報告:I崎)
恒例となった雪山始め、今年は3年ぶりに日光白根山に登ることにしたが、入山までに大きな壁が立ち塞がるとは夢にも思ってなかった。
12/15
上毛高原駅に深夜フォレスターで東京組を迎えに行くが、駅構内でギヤをPやNにすると異音がする。Dでは正常なので一応走行出来るが雪山に突っ込むには不安MAX。元油屋の記憶を頼りにATFオイルの不足or劣化かと思い翌朝沼田のGSに寄ることにした。
12/16
7:30の開店に合わせてGSに飛び込んだが、今のオートマチックギヤは一体型となっていてオイル交換とかは出来ない仕組みで異音がするのはギヤそのものの損傷じゃないか、ディーラーで診てもらうしかない、と非情なお告げを受ける。
ディーラーは10:00にしか開かないしすぐ治る訳でもない。上毛高原駅でレンタカーを借りるにしても時間や金がかかる。どうする家康!
そうだ、我が家にはムーブという優秀な武将が控えているではないか。幸い当初5人だったメンバーも3人になっているので荷物も積めるだろう。急遽赤城山麓に取って返し留守居役の裁可をもぎ取って8:30、ようやく出陣と相成った。
菅沼登山口には20台程駐車していたが、圧雪されてカチカチに凍っていたので奥まで突っ込まずに国道から入ってすぐのところにムーブを駐めた。案の定、後から入ってきて奥に突っ込んだレンタカーがスタックして立ち往生、若い中国人男性3人組で助けてあげた。一人はまともな冬山装備だが後の二人はチェーンスパイクにジャンパーという軽装だったので、雪山ハイクに来たのかと思ったら頂上を目指すというのでビックリ。日本の冬山を舐めとるんか!
アイゼンを効かせて弥陀ヶ池に到着。先客はテント二張、那須の山岳会のようだ。あすは悪天予報なので荷物をデポしてすぐ頂上に向かう。弥陀ヶ池は氷は張っているものの気温が高いので表面が溶けて波立っていた。頂上まではルンゼ状のところが多く風が遮られるので助かる。最後はガスの中に突入してピークを踏んだが気温はなんとプラス3℃、素手で十分の暖かさだった。
中国人達はバテながらも頂上手前のピークまでたどり着いて、すっ転びながら引き返していた。弥陀ヶ池に戻って即幕営、明日は下山するだけ。鍋をつつきラーメンで締めた。
12/17
夜中に雪が舞い、気温はどんどん下り、朝はキンキンに冷えた。凍りついたテントやポールをなんとか撤収して下山開始。上空は強風が吹き荒れていたが日曜日ということでどんどん登山者が登って来る。半分ほど下りたところで永井さん率いるイケメン学生軍団と遭遇。アイゼン歩行が初めての若者もいるそうで、いい訓練になるでしょう。
登山口に戻って気温を見るとマイナス6℃、いい耐寒訓練にもなりました。
コースタイム
12/16
菅沼登山口10:30〜弥陀ヶ池13:00〜日光白根山14:30〜弥陀ヶ池15:40
12/17
弥陀ヶ池8:30〜菅沼登山口10:00