巻機山 米子沢 沢登り

◆日程:2022/10/22
◆形態:沢登り 
◆人数:3名(N山、S口、澤J)
◆ルート:桜坂~米子沢大滝~避難小屋~桜坂

(報告:S口)
 巻機の登山口、桜坂駐車場に到着したときは、もう第3駐車場まで満杯で、案内のお父さんがこの下に停めれるから、と、路肩を指さしていた。あぁ、こんなに混んでいたか。8時半、寒いからと、ゆっくり出発を所望したが、むむむ。まぁ、停められてよかった。
入渓してゴーロを歩いていると、紅葉の巻機山が見えてきた。少し晴れ間も出てきて、久しぶりの沢あるきに緊張しながらも、景色を堪能しながら歩く。
 滑滝(ナメ)沢の出会いから、白いナメ岩が始まり、滑滝沢が上の方まで見える。赤と黄色の紅葉の中に、白い岩と滝のコントラストが美しい。大滝は明瞭な巻き道をいく。全然悪くはないが、手と足を使う運動が久しぶりなので、ハアハアしてしまう。
風もなく、日差しもないが、汗ばむ。ほとんど水に浸からずにあるけるが、水流を、横切ったときにバババッと濡れて、凍える。つべたーい。手がかじかんで、思わずロープをお願いした。
ゴルジュの入口で少しロープをだしたか。そのあとはすぐに巻いてしまって、残置スリングで沢に戻った。
 大ナメが出てくると、沢が開けて明るい。見上げても、見下ろしても、紅葉がとてもキレイだ。ナメは乾いていたが、足元に自信がないから、思わず手をついてしまって、だいぶ遅くなってしまったが、疲れが吹っ飛ぶ美しさにちょいちょい一人休憩をしてしまった。
やっぱり、沢はいいなぁ。
 難しい滝はないけれど、岩の斜度と、場所によってはツルンツルンに磨かれているので、滑ったら。。。と恐怖にかられるのだ。
 水は枯れないが、だんだん小川になり、沢も寝始めて、登山道にあがるところにピンクテープがあるが、もっとババーンと開けたところに出る気がしていたから通り過ぎてしまった。GPSをチェックして、気がついた。
 登山道でニセ巻機山まで、苦しい最後の登り。そこから2時間で下山した。行動8時間であった。
 駐車場で振り返ると、夕陽に照らされた巻機山が、真っ赤。大パノラマ、視界中すべてが絵画のようで、とても良かったので日が沈むまでの数分、座って眺めていた。赤巻機というらしい。
 紅葉の米子は最高だった。

米子沢 https://yamap.com/activities/20426896
#YAMAP

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