◆日程:2018/7/14-16
◆形態:沢登り
◆ルート:奈良俣ダム(車デポ)林道~ヘイズル沢遡行~左俣右沢~(泊)~第1堰堤~第2堰堤~第3堰堤~1790m(1:1)二俣~稜線登山道~笠ヶ岳~洗ノ沢下降(泊)~沢下降~脱渓~林道~車デポ地 帰京
◆人数:3名

報告: A原

土曜の朝6時、東所沢駅集合、Iさん車で出発。3連休の初日なので関越道は高坂あたりまでノロノロ。
奈良俣ダム基点Pにはすでに10台ちかくの車があった。
9:40出発。林道をひたすら歩く。ダム湖岸道は炎天下で干上がりそう。歩くこと2時間強。
12時に入渓。暑くて積極的に水にはいる。ゴルジュでは、「ヘイズル」の名の所以といわれるヘツリながら突破する。
変形10m滝は右の外傾してるバンドを行く。滝の落ち口は貧弱な虎ロープあり。
沢が開け美しいナメ滝が現れ、ひたひたと歩いて行ける。3段ナメ滝は落差のある滝だが簡単に登れる。
7m滝はここ登れるの?といった滝だが水流の左際が階段になっており意外と簡単。
15時くらい、岩峰の先の右岸に平らなテラスと奥の林の中に開けた台地があったので行動終了とした。
林の中にタープを張り、テラスに焚火を置くことにした。おそらく何パーティか先行者がいるのだろう、遡行中は魚影はほとんど見られなかったが、夕まづめ狙いで釣りに出かける。
1時間ほど遊んだが、Iさんに釣果があったのみでDさん、私はアタリもなかった。ちっ。

日曜5:50出発。ゴルジュの先に10m滝。ちょっと戻りルンゼをあがり巻いて落ち口へ降りる。
焚火の匂いがするなあと思ったら、次に現れたナメ滝の上で4人Pが焚火をしていた。話を聞くと昨日は右俣に入り爆釣だったらしい。ちっちっ。
1180m二俣を左俣へ入り、次の左沢右沢は右へ。
2段12mでは石川さんが空身でリードしザックを荷揚げ。セカンド以降は確保で上がる。シャワーで全身びしょ濡れ。
標高をあげてきて振り向くと越後の山々が見えてきた。河原状が続き4年前に泊まったテンバを過ぎるといよいよこの沢のハイライトの2段20m。見た目ビビるが左壁が階段になっており意外と簡単。
ゴーロが続きどんどん標高を上げる。第一堰堤を過ぎ、途中で4人Pに追い付かれる。
はるか連瀑帯が続き素晴らしい景観。第二、第三堰堤を過ぎると目指す小至仏山の稜線も見えてくる。
ひたすらひたすら上へ上へ登る。1790m二俣は左へ入り、次の二俣は右の涸れ沢に入って上を目指した。ガレが続くがなるたけ大きな岩や草地を選ぶ。
足元は背丈のない這松や苔草になり、見上げると稜線の登山者が見えた。
ちびっこの「やっほー」にIさんが「やっほー」返しをしてほほえましかった。

13:30 人でにぎわう登山道に出た。小至仏山まですぐだった。
山頂からは濃淡の緑あふれるの尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、日光、越後、谷川岳方面の山やまが見渡せた。青い空に積乱雲がいかにも夏休みぽくっていい。
のんびり山座同定していたら14時になり、これから笠ヶ岳まで行き洗ノ沢を幕営適地まで下降するのは時間的に厳しいかなと思え、鳩待峠に降りてしまおう、となった。疲れちゃったし。
ということで、下山者をぶっちぎり鳩待峠でタクシーを捕まえ、奈良俣ダムまで戻った。(その間、下山道や鳩待峠で熱中症のハイカーがいたり、タクシーとバスの長蛇の列に並んだ末に一悶着あったり、タクシーは9000円で意外と安かったりいろいろありました)

クルマを回収し今晩の宿探し。奈良俣ダムのキャンプ場はオートキャンプ場の王道といった感じで敷居も料金も高くNG。
奥利根水源の森野営場に移動。トイレしかないただの広場だが、無料というのがありがたい。キャンパーもそこそこいるがまだタープを張れるスペースがあった。隣は若干キラキラキャンパーっぽいが静かだった。
下界の熱帯夜が嘘のように涼しい夜だった。

最終日はゆるゆると起床し、谷川の湯テルメでほぼ一番風呂に浸かり、ガラガラの関越道で帰埼した。

楽しい楽しい3日間でした。ヘイズル沢は関東の赤木沢とのことですが、登攀的にはヘイズル沢に軍配が上がります。渓の美しさや長くとも藪がなく楽しい詰めはどっこいどっこいですね。いい沢です。