丹沢 堂屋敷沢左俣 沢登り

◆日程 2023/11/5
◆形態 沢登り
◆人数 3名(N山、S口、H多)
◆ルート 菩提バス停-入渓-右俣分岐-林道-菜の花台-菩提バス停

(報告:N山) 

 朝、N山は集合時間に遅刻する。8時発秦野発渋沢行き(菩提経由)のバスに乗るために7:50集合としたが、秦野駅に着いたのが8:05着。ところが8時発は平日ダイヤの時間で 休日は8:10発、結果オーライであったが、メンバーの視線が厳しい。

 気温が高く、苦手なヒルが元気だったらイヤだなと思いながら、菩提バス停から春っぽい陽気の中を歩く。秦野駅ではヤビツ峠行きのバス停に登山者が大勢並んでいたが、こちらには登山者は皆無だった。途中、地元軽トラが止まって、行先をきかれる。登山者が間違って迷い込んだと思われたらしい。

 堂屋敷沢の出合は道路上に水流が流れている。沢装備をつけて左岸の踏み跡をたどり、堰堤をいくつかパスする。小滝を二つほど超えるとF1が見えてくる。

菩提バス停からのアプローチ

 F1~F5まで登るべきか巻くべきかそれぞれ判断が必要。巻きもあまり人が入っていないこともあり、ボロボロだったり、土がボコボコと浮いていたりするので、人が起こす落石は特に注意した方がよさそう。
 終了点に林道が通過しているので、人工物が結構あったりして(滝にタイヤが挟まっていた ^^;)美しくはないが、滝登りとしては面白いと思う。

 F1-5m:右俣との分岐までもどり左岸巻き。7m位あるように見えた。がんばれば登れそう。
 F2-5m:水流を行ったが水を浴びる。右岸を巻ける。
 F3-5m:右岸をフリーで登る。快適。
 F4-7m:左壁をロープ出して登る。中段が脆いがほぼ快適。
 F5-12m:滝の下部までいったが左岸が階段状になっていて最後少しかぶっているが登れそう。ただ巻きの途中で確認できたが、かぶった部分を抜けてからがザレザレで悪そう。支点も取りにくそう。
 
 林道に出ると、H多はヒル吸いつかれて手首から流血していた。ヒルがでたらモトデイリ沢は止めようと思っていたので、菜の花台経由で下山することにした。ヤビツ峠への県道にぶつかる直前に右に入り、地図上の点線のルートを歩くが、車が通った轍はあるものの、あまり人が入っていないらしく、下草が結構あった。菜の花台に近づくが、鹿よけのフェンスや、道路への落石防止柵があったりでうまく道路に降りるところが見つからない。結局再度ハーネスを付けて立ち木を使って道路に懸垂した。バイクの若者が止まってガン見していた。
 菜の花台で一服の後、駐車場入り口の付近の下りの道を下降したが、こちらも下草が結構あった。車道にでるとたくさん植物の種がまとわりついており、しばらく身づくろいタイム。菩提のバス停までは15分位。渋沢行きのバス停と秦野行きのバス停の位置が結構ズレているので注意。秦野駅に16時前に到着してバス停のすぐ近くの九州系居酒屋に吸い込まれ。朝の遅刻の件など含め、前回(鳥屋待沢)よりもグレードアップした「ゴン攻め」にあった気がするが、あんまり覚えてない。結局21時近くまでのんでベロベロ状態で解散した。

入渓9:27-遡行終了(林道)12:30-菜の花台13:46-菩提バス停15:00

奥がF1

F3

F4

奥がF5

F5の巻き ボロボロでボコボコでちょっと嫌な感じ

ヤビツ峠への県道に並行する登山道
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