◆日程:2023/3/19
◆形態:山スキー
◆人数:2名 (M上 +1名)
◆ルート: 谷川ロープウェイ-天神平-トマノ耳-一ノ倉岳-芝倉沢-湯檜曽川-谷川ロープウェイ
(報告:M上)
19日日帰りで今年も谷川岳芝倉沢の出かけました。当初3名での計画でしたが仕事の都合でH口さんが参加できなくなり他クラブのK田さんと二人の山行になりました。
早朝6時に東所沢駅でK田さんの車に乗せてもらい谷川に。下の駐車場に車をとめてロープウェイに乗りました。天神平スキー場9:30出発。昨日の雪降りで斜面はきれいですが好天にたくさんの登山者。すでに列を作って天神尾根を登っています。ステップが出来ているので最初からスキーを担いで登ることにしました。
最近3年続けてこの時期に来ているのですがこんなに人が多いのは初めてです。11:30肩の小屋近くに到着。トマノ耳はたくさんの人なので山頂はカットしてオキノ耳に向かいました。比較的雪は締まりステップが出来上がっいるので歩きやすい。昨年H口さんと来たときは踏み抜きの連続で苦労しましたが今回はスムーズに進むことができました。それに先を歩く若いK田さんはさすがに早く13:00丁度に一の倉岳山頂に到着し少し下ったところでスキーを付けました。
すでに数人の人が先に登っているのが見えていましたのでシュプールがありましたが沢上部はかなり広いので何処でも滑ることができます。昨日の雪が固い斜面の上に10㎝くらい積もって重ための斜面になっていますので油断するとスキーがとられそうになりますが気合を入れて滑ればどんどん高度を下げることができました。
喉を過ぎて徐々にデブリが出てきます。S字に曲がった所は昨年は1m以上の高さのデブリでしたが今年はそれほどではありませんし稜線の雪庇もあまり多くありません。やはり今年は雪が少ないようです。しかし斜面全体にデブリが広がるところもありスキーを外しての通過もありましたし一部沢が出ている場所があるのはこの時期初めて。一の倉岳までの登りが早かったせいか時々足に痛みがでますが脚をこすりながらの下降が続きました。苦労も楽しさ、滑りやすい斜面を選びながらやがて湯檜曽川に到着しました。
滑り出しの山頂稜線から湯檜曽川まで高度差1000mの下降。雪山を感じる稜線歩きもあって、それを日帰りで楽しめるのは谷川の素晴らしい所です。川原の雪原は先に下った人たちがつけてくれた跡を滑ったので1時間ほどで土合に到着。昨年は暗くなって着いたのに今回は駐車場に着いたのは15:40でした。K田さんの若さのおかげでしょう。