北信・妙高 黒姫周辺 山スキー

◆日程:2023/1/7-9
◆形態:山スキー
◆人数:
 1/7 2名(T野・Ⅰ崎)
 1/8 11名(T野・Ⅰ崎・A原・T村m・T村e・K井・T中m・T山・S木・K林・N井) 
 1/9 11名(T野・Ⅰ崎・A原・T村m・T村e・K井・T中m・T山・S木・K林・N井)

◆ルート:
 1/7 杉ノ原スキー場~三田原山~火口壁~光善寺池~滝沢尾根~アカカンリゾートスキー場
 1/8 温井~鍋倉山~温井
 1/9 大橋~佐渡山~大橋

(報告:T野)

1/7
 杉ノ原スキー場~三田原山~火口壁~光善寺池~滝沢尾根~アカカンリゾートスキー場

 他のメンバーはアカカン~前山~滝沢尾根ルートで、T野・Ⅰ崎・A原の3名でこのルートを目指した。ところが、入山前のゲレンデでA原さんがストックのバスケットを紛失!!年末のK野チャンと同じトラブルだ。今後、パーティーに1本は予備のトレッキングポールを持参しよう。さて、そんなことからⅠ崎さんとの二人旅となった。
 9:35スキー場トップを出発、結構良いペースで登り、10:53三田原山着。それでも若い人にはかな
わず、後から来た若者にドンドン離される。若いっていいなぁ。この若者は往路を戻って行ったが、今回我々は火口壁を滑降し滝沢尾根に乗りアカカンを目指すというルートを目指す。初めてのルートは何時もワクワクドキドキ!!火口壁は傾斜は急だが、雪質も良く気持ち良かった!!
 でも、快適なのはここまで。とにかく信じられない雪不足である。一応、アカカンの積雪は205cm、充分なように思った。しかし山全体が、まるでモヤシ畑(そんなものはないが・・・)、とにかく薮薮でまともに滑れないのだ。沢の凸凹も全然埋まっていなくて、しっかり雪があれば一気に滑って行けるトラバースもメチャメチャ苦労して息も絶え絶え。何とか滝沢尾根に乗っても、状況はさほど変わらずほとんど滑りにならない。道理でヤマレコやヤマップを検索しても記録が出てこないわけである。苦労しながら降りて行くと、なんと見慣れたメンバーが・・・そう、滝沢尾根に行った仲間たちに追いついたのだ。きっと皆、相当苦労したであろう。「よく頑張った!!」と「岳」の主人公ならきっと褒めてくれたであろう。合流後、少し滑り易くなって、一瞬楽しめたが、結構散々な1日であった。今度、しっかり雪のある時にもう一度来てみたいルートである。

コースタイム
杉ノ原スキー場(9:35)~(10:53)三田原山(11:05)~(12:00)光善寺池(12:25)~(12:58)滝沢尾根~(14:40)アカカンリゾートスキー場

1/8
温井~鍋倉山~温井

 人数も多いし本当はパーティーを二つに分けようと思っていたが、如何せん雪が少なく滑れる場所が限られるので、メンバー全員で最近記録のある鍋倉山を目指す。
 温井集落は車が7~8台、思ったより空いている。昨晩、多少雪が降って、今日は曇り空なのでパウダーの予感。トレースがしっかり付いているが、いつものような林道のショートカットはない。きっとまだ雪が少ないのだろう。昨日懲りていたので、今日は素直にトレースに従う。するとトレースは何時も登る尾根には向かわず、西ノ谷に向かい、鍋倉・黒倉の鞍部から山頂に導かれた。少し遠回りにも感じたが、傾斜は均等で登りやすく、悪天時などは特にこのルートもありかな。
 また、ここのブナの森はわかっていても感動もの!!素晴らしい!!人気が出て人が多くなっても、僕の「Love Nabekura!!」は変わらない。北面の滑降は素晴らしかった!!そしてオカワリ!!2本滑って満足して帰路を戻るが、ここも板が良く滑り快適快適。あっという間に温井に滑り降り昨日の分も楽しんだ。

コースタイム
温井(8:05)~(11:10)鍋倉山(11:35)~北面滑降~(11:50)1095m付近(12:00)
~(12:22)1200m付近(12:36)~2本目滑降~(13:30)温井

1/9
 雪不足で期待薄だが全員で佐渡山に向かう。大橋では-10℃!!ムチャ寒い。昨日、濡れた板やビンディングや流れ止めが全て凍り付いていて準備に手間取る。いつもの林道を行く。
 1ピッチ歩いて黒姫との分岐で一休み。それにしても雪が少ない。途中、沢を渡るがスノーブリッジがなく、少し上流まで行って渉る。尾根も雪が少なく、帰りはここを通りたくないところだ。それでも登るには支障がないので山頂を目指していく。
 やがて鞍部からは尾根も広くなり登りやすくなる。右側に雪庇のある尾根を歩いて行くと佐渡山山頂。往路を辿る気がせず北面を見に行くと何とか滑れそうなので北面を滑るつもりでメンバーに相談したが、途中、ビンディングトラブルで遅れていたK井さんが合流したところ、ビンディングに不安があるという、さらに、ヘルメットをどこかで紛失したらしい。時間も11時を過ぎているので自ずと往路一択となってしまった。先が思い
やられると思っていたが、滑ってみると案外滑り易く、まあまあ楽しめる。K井さんのヘルメットも無事見つかり、多少笹が気になるが滑降を楽しむことができた。
 さて、問題の鞍部から下の尾根だが、ここも、「案ずるより滑るが易し」で何とかなるものだ。結局、雪は少なかったが、天気も良く、それなりに滑れてなかなかいい一日になった。

 雪不足でどうなるかと思ったが終わってみれば、結構楽しめた。ここには書かなかっが、夜の宴会の盛り上がり(やかましさ)は相当なもので、大いに飲んで毎日が新年会みたいな夜であったことも一応、記しておこう。

コースタイム
大橋((7:50)~(8:23)黒姫分岐(8:30)~(10:48)佐渡山(11:30)~(12:40)大橋

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