◆日程 :2/21‐25
◆形態 :山スキー
◆メンバ:M上、H芳、M本、W辺、M浦
◆ルート:
21日 酸ヶ湯温泉-大岳西斜面登下降-酸ヶ湯東側(泊)
22日 -地獄湯ノ沢-仙人岱-大岳-東斜面-小岳西側コル-地獄湯ノ沢(泊)
23日 -テントから酸ヶ湯温泉(送迎)-深沢温泉(泊)
24日 -ロープウェイ-田茂萢岳-大岳-東斜面-小岳-仙人岱-酸ヶ湯温泉(泊)
25日 酸ヶ湯温泉-大岳西斜面-酸ヶ湯温泉
ここ数年、八甲田でスキーをしながら冬のキャンプを楽しむプランを続けています。昨年同様テント2泊に宿2泊で宿は深沢温泉と酸ヶ湯温泉の2か所にしました。昨年までは1月に出かけていましたが今年は2月に。JRの平日割引「旅キュン」を利用です。
21日:早朝いつもの青森駅前の鮮魚市場で食材を購入し朝1番のバスで酸ヶ湯に向かうことにしていましたがバス乗り場に行くと長蛇の列。結局臨時バスが2台も出たのですがそれにも乗れず9時台のバスに。早く着けばロープウェイを使ってひと滑りしてから酸ヶ湯に行くつもりでした。
今回は地獄沼近くにテントを張ることに。天候が崩れる予報もありブロックを作ったりで時間を使いましたが大岳の西斜面に足慣らしに出かけました。1時間ほど登って滑り下りました。ラッセルが無いのであっけなく終わってしまいましたが本番は明日からです。購入した刺身いろいろにホタテのバター焼き、新鮮なタラの水炊きとテント泊としては豪華な夕食で1日目が終わりました。
22日:天気は良さそうで昨日のタラ鍋に炊いたご飯を入れて朝食に。出発は8:00を過ぎましたが本番初日でもあり今回は本格的にBCスキーを始めたM本さん、W辺さん2人が参加なので地獄湯ノ沢から仙人岱経由で景色を楽しみながら登ることにしました。

仙人岱に到着し小岳分岐の手前からたくさんの人が列を作って登っていましたので我々は少しコースを変えてトレースのない斜面に入りました。高度を徐々に上げてシュカブラ交じりのでこぼこの斜面に入りましたが快適に高度を上げてゆきます。
八甲田大岳1584mの山頂に11:00少しに到着しました。人が多く記念写真を撮るのも順番待ち。このプランで冬の大岳に登るのは4回目ですがいつも天候が悪く初めて山頂に立てたことになりますが初参加の二人は冬の八甲田最初の山行で登れてしまった。


30分ほど滞在してで硬くてでこぼこの斜面を南のコルの方向に高度で50mくらい下ってトラバースし東斜面に移りました。斜面は深雪とは言えませんが適度に柔らかく気持ちよく下れました。朝出発するときはここまで晴れ渡るとは思っていなかったのですが初参加二人のおかげでしょうか。高度差で200mほど滑り降りて1330mあたりでランチタイムとしました。本来でしたらこの東斜面が深雪コースのメインになるところですが春だと思えばこれも良しです。
40分ほどランチして小岳との間のコルに登りそのまま仙人岱上部の斜面をトラバースして反対側の大岳西斜面に進みます。1360mあたりから斜面が広がりました。
先頭はH口さん。下って行くと左の沢の方に向かったので声をかけましたが聞こえなかったようで、そこで私は勝手にまっすぐ南西方向に進みました。ここでH口さんと別れてしまったのですが地形は分かっていると思い我々3人は滑り易そうなところを下ってしまいました。14:40テントに帰るとH口さんは先に到着。分かれてしまって心配したそうで私の最初の反省になってしまいました。 少し早めの夕食の始まりです。魚のブルスケッタと鮭のクリームシチユーが今日の献立ですが残りの刺身も加わりました。食事の支度中に私がメンバーにテント生活の仕方など
を強く言ったりして空気を重たくしてしまったのが2番目の反省になってしまいましたがそれでもお腹いっぱいになって幸せでした。
23日:朝方暗いうちに雨の音で目が覚めました。予報では青森市内は雨でしたがこの高さなら雪だろうと思っていましたので予想外です。それでも朝方起きる頃には雨は上がってきました。冬仕様でフライが無かったのでテント内は一部浸水、しばらく水のかたずけをして朝食のお好み焼きを作り食べました。ちゃんと豚肉と桜エビ、キャベツの入ったお好み焼きでソースは広島のおたふくソースです。
本日は先に帰宅するW辺さんとお別れ。午後に今日から参加のM浦さんと合流。計画では今晩は深沢温泉に泊まるので必要のない装備はテントにそのまま残し酸ヶ湯温泉の裏山から毛無岱、田茂萢、鳴沢台地経由で深沢温泉に行くつもりでしたが風が強くロープウェイで登ってくるつもりだったM浦さんとの合流も難しくなりました。その場合フォレストコースをしばらく上り前岳の斜面を横切りながら銅像コースの先まで行くと言う方法もありましたが結果的には深沢温泉から酸ヶ湯まで迎えに来てもらうことにしました。私の中では昨日登れてしまったので登って超えることに気乗りしなかったのが原因です。
雪の深沢温泉には昨年も泊まってなじみはありましたが今年はカメムシが大発生。それでも温泉に入り気分もリラックスしたのは私だけでしょうか。宿のおばさん曰く「ここは山小屋だから」それでも昼間は日帰りの温泉客も多くてにぎわっていました。
24日:深沢温泉のおじさんにロープウェイ駅まで送ってもらいました。天気は高曇りですが回復に向かっている様でロープウェイで山頂駅に。ここから9:35出発です。田茂萢岳の先まで滑り下りますが昨日の雨で山は何処もカチカチ山に変貌したようです。
ガリガリ言わせながら毛無岱まで滑り下りシールに変えて大岳まで登ります。大岳のコルには真っ白で砂糖菓子の様な避難小屋がありますが確認はしていませんがどうも入れそうにないのでそのまま登り続けました。 コルから東に回り込めば風は収まり休憩が出来ると思いましたが雪庇が出来て回り込め

ません。メンバーは元気なのでそのまま登り続けることにしました。斜面はますます硬くなりシュカブラ有り段差有りですがそれでも問題なく山頂に12:00少し前到着しました。さすがに山頂は我々だけの様で2回目の記念写真を撮りました。

12;20に2度目の東斜面の下りですが一昨日と違い硬い斜面に。快適とは行きませんが誰もいないので我々だけの斜面です。でもガリガリ言わせながら下るのは変わりません。一昨日ランチにした1330mあたりの場所に到着して休憩しました。

ここまでくると風も収まり気温もそれほど低くないのでゆっくり休むことが出来ました。本日予定コースの半分位まで来たことになります。
休憩後H口さんが小岳1476mに登って帰りたいと言うのでM浦さんが先頭で小岳の西斜面に取りつきます。樹間をくねくねと登り少し広い斜面を登り続けると山頂でした。
しかしここからの下りが問題でした。西の仙人岱方向はアオモリトドマツの密生で難しく一旦東側の開けたカチカチの斜面を下りますが30度近い部分も有りで4人が緊張しながらガリガリとトラバースぎみに高度を下げてゆきます。やっと傾斜が緩くなって方向を反対の西に変えて下り仙人岱に到着しました。ホッとしたら地獄湯ノ沢の入り口も岩の露出した細いカチカチ斜面で最後はスキーを外して下りました。どうにかごまかしながら下って16:00ころ酸ヶ湯の道路の雪壁に着きましたがお疲れの様で下る時バランスを崩して道路にスキーをぶちまけてしまった人もでました。
酸ヶ湯温泉に到着して一安心。熱いお湯と快適な空間が疲れを癒します。いつも酸ヶ湯は一番安い湯治棟を予約するのですが今回は夏の時点で空きが無く1ランク上げた泊りになりましたがその代わり部屋も食事も少し豪華になりました。
25日:本日は最終日。お昼過ぎまで時間があり正確に言えば14:50の新青森行きのJRバスまで時間があります。
天気も良くて昨夜降った雪が少しカチカチ斜面を隠したので大岳の西斜面の行けるとこまで登って滑ることにしました。スイッチを入れ忘れてログが無くどのあたりまで登ったのか不明ですがしばらく気持ちの良い斜面を登り最後は樹間の狭い急斜面を無理やり登って眺めの良い台地に着きましたのでここまでとして休憩しました。。遠く西の方向にぽっかり浮かんだ岩木山が白く輝いています。
下りは昨日と変わって少し積もっただけですが気温も上がったせいか固い斜面も少し緩んでさほど苦労もなく酸ヶ湯に11:00過ぎに到着して今回の山行を終了しました。

冬のキャンプを楽しむと言っても八甲田ではなかなか楽ではない事もあるのですがそれでも4シーズン続けました。今回はいつものメンバーに新しく2人が参加してくれてにぎやかになりました。テントも4~5人用から6~7人用のエスパースに変えましたのでゆったり過ごすことが出来ましたが深雪を堪能すると言う事にはなりませんでした。
活動はよくできましたので良しとしたいのですがやはり八甲田は深雪を滑りたい。なかなか良い天候には恵まれませんが来年はやはり1月または2月前半が良いですね。これは私の独り言ですが。
M上 記
