北ア 立山周辺 山スキー

◆日程: 2024/4/19-21
◆形態: 山スキー
◆人数: 4名 (I崎、Y科、T村M、T村K)
◆ルート:
4/19 雷鳥荘2370m〜雷鳥沢2500m〜キャンプ場2260m〜雷鳥荘
4/20 雷鳥荘〜真砂岳2861m〜コル2750m〜真砂沢2350m〜コル2750m〜キャンプ場2260m〜雷鳥荘
4/21 下山

4月19日(金)くもり
 今年も春の立山に行って来ました。
扇沢のターミナルに6:30に着いたが平日なのに既に無料第一駐車場は満車、初めて第二駐車場に回ってなんとか有料駐車場を回避することが出来た。T夫妻と合流して予約していた7:30の始発に乗るが、周りは中国人団体客でいっぱい。しかし臨時便がバンバン出ていて室堂までスムーズに進むことが出来た。太陽が出てなくて雪が硬かったので雷鳥荘まで進んで時間調整。お昼になって少し空が明るくなったので雷鳥沢に出掛けたが、雪面はガリガリ、バタバタ。2500mまで登って足慣らしを終了した。明日に期待しよう。

コースタイム
雷鳥荘2370m12:10〜雷鳥沢2500m13:50〜キャンプ場2260m14:30〜雷鳥荘15:10

4月20日(土)快晴
 予報通り朝から無風快晴。龍王岳から御山谷、山崎カールも魅力的だったが、雪が緩むであろう東面の真砂沢を目指すことにした。
 真砂岳への登りは西面なのでやや硬いところもあったが問題なく登頂、別山とのコルまで下った。コルから真砂沢を見下ろすと雄大なカールが広がっているが、直下は90度の雪壁となっていてとてもじゃないが降りれない。どこか弱点はないかと探すと真砂岳寄りの一角に少し傾斜が緩やかな斜面を見つけたのでドロップイン、雪も緩んでいたので斜滑降でカール上部に降り立つことが出来た。そこは極上ザラメ天国の出発点、広大なカールに鹿島槍ヶ岳から白馬岳へ続く絶景、まっさらな雪面に4人のシュプールが刻まれていき、まさに至福の一瞬だった。余韻に浸りながらコルまで登り返し、真砂岳に向かおうとしてふと右下を見ると雷鳥沢からの雪渓がコルの直ぐ下まで続いているのに気付いた。なにも真砂岳を越える必要もないのでコルからザレ場を少し降りて雪上に立ちドロップイン。西面だがここも既に極上ザラメとなっていて雷鳥沢のキャンプ場まで一気に滑り降りた。雷鳥荘までわずか登ってお腹いっぱいの天国のような一日が終了した。

コースタイム
雷鳥荘8:00〜真砂岳2861m11:50〜コル2750m12:20〜真砂沢2350m12:50〜コル2750m15:00〜コル下2700m15:20〜キャンプ場2260m15:40〜雷鳥荘16:10

4月21日(日)
 今日は昼から悪天予報で朝から立山上部はガスがかかっていたので、無理せず下山することに。雷鳥のお見送りを受けて室堂をあとにした。

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以上

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