上信越 小浅間山 スノーハイク

◆日程:2024/3/31
◆形態:ハイキング
◆人数:1名 (H口芳)
◆ルート:峠の茶屋~小浅間山~三角点〜西峰〜峠の茶屋
(報告:H芳)

 小浅間山は因縁の山である。小学校高学年の林間学校で小浅間山登山が予定されていたのだが、ちょうど浅間山が噴火して登山は中止になったのだ。それ以来小浅間山に登る機会は無かった。今回、北軽井沢に泊まる予定が出来たので、それなら積年の因縁を晴らそうと、計画を立ててみた。

 てんくらの予報では風が強くて“C“となっていた。午後になると弱まってくるらしい。できるだけ遅めにと思ってチェックアウトの時間まで粘って宿を出た。軽アイゼンを付けて峠の茶屋を10:50出発。登山道の雪は湿ったズボ雪だった。トレースは付いているので何の心配も無い。1,560mのコル部まではスノーシューの方が歩きやすかっただろう。「小浅間山山頂→」の標識から右上に折れる。ここから風が少し強まったが、ソフトシェルで問題無い程度だ。先行者3人組が斜面を上がっていた。ツボ足とワカンとスノーシューと三者三様であった。
 11:40小浅間山山頂に到着。昨日、北側の浅間高原から見たのとは違う姿の浅間山が眺められた。先ほどの年配3人組とお互いに記念撮影を依頼した。彼らは風の弱い所で休んで下りるようだが、僕は三角点、西峰へと回って行こう。三角点は雪に埋まりどこだかわからず西峰に向かう。
 11:55西峰からは先ほどより大きな浅間山が迫る。あの斜面ならスキーで滑れるかななんて目で見てしまった。

 それからわしわしと下山。下の方の雪はズブ雪からシャバ雪に変わり靴が湿ってしまう。
 12:35に峠の茶屋に戻り、50年の因縁を晴らすことが出来た。また奇しくもそれは会社員生活最後の日。これで心置き無く無事に卒業出来る。

山頂手前にて

山頂にて

西峰より

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