御坂 王岳 ハイキング

◆日程: 2024/2/10~11
◆形態: ハイキング
◆人数: 2名 (S口、N山)
◆ルート: 西湖(根場)~王岳~鍵掛峠~根場

2/10
 毎年恒例の雪なし冬鍋テント泊山行を今年も計画した。鍋山行なので、靴下を鍋の上で乾かさない人限定。さらに富士山の見えるところにテントを張るのがポイントだ。今回は、西湖の北側、王岳から鬼ヶ岳の縦走路。普通なら日帰りでぐるっとできるルートを、山頂近くで一泊する。
 昨年は、直前に雪予報で、都内まで降ったので、急遽中止に。リベンジルートである。が、今年は決行の週の月曜日に雪!もちろん都内も8cmほど積もり、危ぶまれたが、その後気温が緩み、南側斜面だし、稜線は溶けてるのでは?まぁ、だめなら駐車場にテン泊だぁと、決行!
 当日朝集合して、中央道を河口湖へ。富士吉田のスーパーで買い出しし、今日の鍋は焦がし醤油の肉鍋のもとで、きまり♪お肉は脂が美味そうな豚バラだ。12時すぎに到着した、西湖湖畔の王岳登山口駐車場は、5cmくらいの積雪だった。なんだか観光客がたくさんいて、次から次へと車が入ってくる。なんと、人気の山か!(笑)(これは下山したときに判明する)
 快晴!駐車場の雪はシャバシャバで、足跡から溶けてく感じがする。装備を整えて13時に出発した。最初は、小さな川沿いに林道をてくてく歩く。川には砂防ダムもあり、広めの道。かなり雪あるな。でも、踏み跡がくっきりしているので、大丈夫。駐車場に車があったから、日帰りの人がはいってるのかな?ガチ登山口からちょっと傾斜が強くなる。雪も若干深くなってきた。ここまで1時間。スパッツつけて正解だ。久しぶりにはぁはぁしながらつづら折りの登山口を歩く。後ろに時々富士山が見える。でっかいなー。沢沿いから尾根に上がって、いいテンバ発見。でも、富士山が樹林で見えないから、山頂まで頑張ろう。


 15時半に、3時間半かけて山頂到着。ちょっと日が傾いてきたか?富士山目の前だが、雲の中。こんなに近いのに見えないのかー残念。山頂近くの適所をならしてテントを張る。実はこんなに雪があるとは思ってなかったから、スコップなしだが、柔らかい雪で簡単に整地できた。水は担いできたので、早速ビールで乾杯しつつ、ウインナーをボイルする。夕陽が空をオレンジに染め、美しい景色に酒がすすむ。最高のつまみだな。メインは、何度も言うが、焦がし醤油の肉鍋だ。その名のつゆのもとを注ぎ、白菜、ネギ、しめじ、豚バラを突っ込む。全部入らないから2回戦だな。焦がし醤油は、本当に焦がした醤油の風味で、味は濃かったが、肉が美味い。こりゃ肉鍋だわ。味が濃いから、豚バラの脂も旨味になる。それを吸ったネギとしめじがまた美味い。豆腐としらたきがあったらよかったな。なーんて思い2回戦して、シメでラーメン1人前を投入して、二人で分けたら大満足。はー、鍋山行万歳!
 夜は星と、甲府の夜景が、キラキラとめちゃくちゃキレイだった。寒さはそうでもなく、凍える夜、というほどでもなく、ぐっすり5時過ぎまで爆睡した。

2/11
 朝はうどんにして、ちょっと残したネギとしめじで、おあげをいれていただいた。日の出前に、うっすら色づいた富士山とまだキラキラしている甲府のギャップがまたよかった。日の出の瞬間は山頂で写真。それからテントを撤収して、7時すぎには出発した。思ったより稜線にも雪があり、そこそこ時間がかかった。鬼ヶ岳は諦めて、鍵掛峠から下ることにする。稜線は、随所でバキバキの富士山を眺め、青木ヶ原樹海を見下ろし、裾野からの美しいラインを堪能した。

 稜線沿い登山道が、ちょっと北側に傾くと、北風がヒヤッとする。南アルプスが見えて、はっしーを叫んでみるが、届くわけもなし。それもまた楽し。テンション上がりっぱで下山した。
 峠からの下山は、ふかふかの雪でごんちゃんがショートカットルートを開拓。楽しく下りてきた。下りたところは、西湖癒しの里根場(ねんば)古い茅葺き屋根の集落の保存地域だった。そりゃ観光客いるわけだわ。雪と富士山と茅葺き屋根の家、いいねえ~絵になるわ。王岳駐車場はすぐ隣。無事に帰ってきた。2日目は4時間。西湖湖畔の日帰り温泉でサウナに入って、雪の残る外気にあたって整った。

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