◆日程:2025/10/15-19
◆形態:無雪期縦走
◆人数名:2名(M浦、I崎)
◆ルート:椹島〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳〜千枚岳〜椹島
(記録 I崎)
10/15(水)
本厚木駅10:00集合ー畑薙第一ダム沼平16:00ー椹島ロッジ17:00
50周年登山第3弾、南アルプス南部椹島ロッジベースの周遊縦走にM浦さんが参加してくれた。メインの3日目が晴天となるように日程を調整して送迎バスで椹島ロッジに入った。
10/16(木)
椹島ロッジ6:30ー聖沢登山口6:45〜聖平小屋12:45
午後から天気が崩れる予報だが今日は樹林帯の登りだけなので気が楽、ロッジのバスで登山口まで行きスタートした。途中滝見台からの紅葉を楽しみ聖平小屋に雨の降る前に到着。冬季開放小屋には停滞2日目の九州から来たお兄さんが一人。夜中に起きた時には雨もあがり星が出ていた。

10/17(金)
聖平小屋5:00〜聖岳3013m7:30〜兎岳9:45〜中盛丸山11:45〜百間洞山の家12:45〜赤石岳3120m避難小屋16:45
今日は1日好天が保証されているが、明日の午後から天気が崩れる予報なので百間洞の先の赤石岳避難小屋まで進むべくヘッデンを点けてスタート。小聖岳に上がると富士山も望めモチもアップ。西沢渡からの日帰りのお兄さんとほぼ同時に聖岳に到着、目指す赤石岳山頂の避難小屋がおいでおいでをしていた。


兎岳、中盛丸山とアップダウンを繰り返して百間洞山の家には13時前に到着。水を補給して赤石岳への650mの登りに取りかかった。
天気は良いがさすが3000mの稜線、15時を過ぎると風が冷たく強くなってきた。老体に鞭打ってなんとか夕暮れの赤石岳に到着、避難小屋はトイレも開放されており、しかも
センサーでライトまで点くようになっていて感動した。

10/18(土)
赤石岳避難小屋5:30〜小赤石岳6:10〜荒川小屋7:30〜荒川中岳9:30〜悪沢岳11:10〜千
枚岳12:30〜千枚小屋13:00
午前中に悪沢岳を越えるべく避難小屋を出発する。刻々と色彩が変わっていく雲海に浮かぶ富士山を愛でながら進むこと30分、なんと山頂から日輪が出てきた。ダイヤモンド富士だ‼️ 昨日赤石岳まで頑張った甲斐があった。ルンルンと荒川小屋まで下って水を補給しようとしたが水場は涸れていた。念の為にと赤石岳避難小屋で補充した天水500mlが役立ったが、荒川前岳の登りの途中の沢で水を汲むことが出来た。


予報通り中岳に近づく頃からガスと風が出てきて悪沢岳の登りでは耐風姿勢を取ることも。今朝百間洞を出発していたら荒川岳を越えることは出来なかっただろう。千枚小屋まで下りていくと売店は営業していた。歩いて30分ほどの所まで椹島ロッジから車が入れてハイキングツアーをやっているそうだが、おかげで缶ビールをゲット出来た。ちなみに冬季開放小屋の名前は百枚小屋でした。


10/19(日)
千枚小屋6:00〜椹島ロッジ11:00
今朝も富士山の裾野からの御来光を拝めた。椹島までエアリアマップでは5時間だが小屋にある標識は4時間となっている。短縮ルートでも出来たのか?なだらかな下りが続いたが最後の送電鉄塔への登り返しはきつかった。大井川に架かる平成30年に出来た千枚大吊橋を渡って今回の縦走は終わった。椹島ロッジまではやはり5時間かかった。
以上


