◆日程:2025/5/4-6
◆形態:雪山
◆人数名:2名(K林、I崎)
◆ルート:
5/4 沼平ゲート~畑薙大吊橋~横窪沢小屋
5/5 横窪沢小屋~茶臼岳2604m~上河内岳2803m〜横窪沢小屋
5/6 横窪沢小屋~畑薙大吊橋~沼平ゲート
今年のGWは飯豊方面を計画していたが4日と6日が悪天予報。小屋が利用できて5日に稜線を歩けるところ、ということでW南の上河内岳に転進することにした。
5/4
本来なら圏央道と東名の海老名JCT近くの駅が集合場所となるが、なにせGW、どんな渋滞が発生するかわからないので静岡駅10時集合として5時に赤城を出発した。無事合流して2時間30分かけて畑薙第一ダム沼平ゲートに到着すると30台以上の車が停まってい
たが、昨夜の茶臼小屋宿泊者は9名とのことで日帰りの登山者や釣り人が多いようだ。天候は回復して青空だが畑薙大吊橋は強風でグラグラ、下山してきた人達も「稜線は爆風で引き返してきた」と話していた。
当初はウソッコ沢小屋に泊まる予定だったが、時間は早く明日の行動も考え横窪沢小屋まで足を延ばすことにした。先客が2名いたが横窪沢小屋の冬季開放部は綺麗で戸口の窓から明かりが入り快適に過ごせた。
沼平ゲート12:50〜ウソッコ沢小屋14:50〜横窪沢小屋16:40
5/5
本日は空身で茶臼岳、上河内岳をピストンすることにして樹林帯の急坂を登って行くと、2200m付近で雪が出てきたのでアイゼンを装着した。立派な茶臼小屋を過ぎて稜線に到着すると3000m級の荒川三山がドドーンと出迎えてくれた。まだかなりの強風だったので先に標高の低い茶臼岳に向かった。山頂に着くとちょうど光岳からの二人Pも到着、一昨日横窪沢小屋に泊まって光岳を往復してきたそうだ。
コルまで戻って上河内岳に向かうが二重稜線の部分もあり風が弱まってきた。雪渓を詰め肩から砂礫の斜面をひと登りすると2803mの山頂に到着した。眼前に聖岳、赤石岳、千枚岳がそびえ、左手には中央アルプス、奥に北アルプスが、右手には雲海の上に富士山の頭が覗いていた。飯豊から転進した甲斐があった。
横窪沢小屋5:40〜茶臼小屋8:20〜茶臼岳9:20〜上河内岳11:50〜茶臼小屋13:20〜横窪沢小屋
5/6
起きると既に小雨が降っていた。梯子や吊り橋が多いので慎重に下っていったが、鉄板で滑ってヒヤリとすることも。今日の大吊橋は平穏無事に渡り沼平ゲートに帰着、駐車場はガラガラとなっていた。白樺荘の温泉は営業時間前だったがOKを貰ってさっぱりすることが出来た。
東名は既に渋滞が始まっていたがGW最終日で悪天候ということもあって大したことはなく、本厚木駅で解散、赤城に明るいうちに帰り着けた。
横窪沢小屋5:20〜ウソッコ沢小屋6:30〜沼平ゲート8:50





