◆日程 2024/12/14-15
◆形態 積雪期登山
◆メンバー 3名(I崎、S京、S口)
◆ルート
12/14 日光湯元スキー場〜リフトトップ〜外山〜前白根山2373m〜避難小屋
12/15 避難小屋〜2410m〜避難小屋〜前白根山〜外山〜日光湯元スキー場
(報告:I崎)
恒例となった雪山始め、当初谷川岳西黒尾根に登る予定だったが、土曜日が大雪とのことで日光白根山の湯元コースへ転進した。
12/14(土)
オープン前のスキー場を通ってリフトトップに着くと急登が始まった。雪は少ないが吹きだまりだと脛くらいまで潜る。久しぶりの重荷に喘ぎながら外山とのコルに到着。緩やかになった尾根を進むと前白根山まで登ったという先行者が下ってきた。トレースのお礼を言ってほどなく行くと前白根山に到着したが、風が強く白根山もガスで見えなかった。
避難小屋に到着すると管沼からの先客が3名いたので上段のスペースを使わせてもらい水を作り始めたが、ガスの出が悪い。寒さのせいかと思い先客にボンベを暖めさせてもらおうとしたら、「分離式バーナーの不調では」とアドバイスをもらった。早速予備のバーナーに交換してみたら出力全開、事なきを得た。
それにしても寒いので水作り終了後にテントを張って潜り込み一夜を過ごしたが、翌朝の小屋内の寒暖計はー10℃を示していた。
12/15(日)
微風、快晴。白根山までの標高差は340mだがトレースはないのでフルラッセルしなくてはならない。また帰路の前白根山への登りを考えると登頂は厳しく、行けるところまでと出発。高度を上げると前方には管沼コースからでは見られない白根山の雪壁が、後方には男体山と中禅寺湖、筑波山、富士山の絶景が。登ってきて良かった。
2410mを本日のゴールとして下山開始。登り返した前白根山山頂では昨日見れなかった荒々しい白根山の東面も拝むことが出来た。
湯元コースは管沼コースと較べて距離が長くアップダウンも激しいので入山者は少ないが、苦労に見合った歓びが得られる名コースだと思う。
コースタイム
12/14
日光湯元スキー場1480m9:00〜リフトトップ10:00〜外山12:20〜前白根山2373m14:00〜避難小屋2240m15:00
12/15
避難小屋8:00〜2410m9:00〜避難小屋10:00〜前白根山11:10〜外山12:00〜日光湯元スキー場14:00