◆日程 2024/12/8
◆形態 クライミング
◆メンバー 2名(S京、+1(K代さん))
◆ルート
倉尾登山口―股峠―右壁―取付き―東岳―股峠―右壁
(報告:S京)
登山口は車がいっぱいでした。後から次々車が。登山口はクライマーで賑わっていました。
股峠から弓状エリア、広場エリアを通り過ぎ右壁辺りに荷物をデポ、スーパータコやんが終わったらこの辺で岩トレするつもりでした。雪がちらついてきたので天気が心配になりましたがすぐにやみました。見上げれば快晴で気分も上がるのでした。
右壁に沿って行くとフィックスロープが出てきて、記録通りの急な斜面のザレ場。フィックスロープの終了点が取りつきです。とても分かりやすく、登山口からまっすぐ向かえば30分もあれば到着するでしょう。
とりつきまでのザレ場とFIXロープ
1ピッチ目 K代さんリード 5.8
NP(ナチュラルプロテクション)セットせず、難なく登って行きました。ガバが沢山あるとはいえ、登り初めで思うように体が動きません。終了点は下から見えません。最後の段を超えると見えます。取り付きより右の方、ハーケン・ロープあり。
1ピッチ目
2ピッチ目 S京リード 5.8
きれいにクラックが走っています。1ピン目が高いので、NPセットして登りました。クラックでは#2、3使用、クラック抜けた上部では#0.3、0.5使用しました。カム初心者には良い練習になりました。終了点は立ち木でとりました。
2ピッチ目 きれいなクラック
3ピッチ目 K代さんリード
ここは上に見える岩を目指しての歩きです。岩がもろくざれているので、落石しないよう注意が必要でした。
3ピッチ目(岩稜歩き)
4ピッチ目 S京リード 5.7
このピッチは岩がもろく、浮き岩が多いので気を使いました。上の方でNPセットしました。小さいカムを使いました。
5ピッチ目 K代さんリード 10a
空に岩が突き上げるように見えるルートです。1段上がるところで#2セットしていました。K代さん、核心部はムーブが出て気持ちよさそうに登っていました。私はフォローだけれど、高度感が凄そうで青ざめていましたが、進んでみると、思っていたほどの高度感は感じず、快適なルートでした。左側から登りましたが、ホールド豊富でした。
5ピッチ目
終了点から東岳頂上まではすぐでした。頂上からは一般ルートで下りましたが、下り始めたら今まで吹いていなかった風が急に強く不規則に吹いてきて、バランス崩しそうになるし、これが一般ルートなのかと思う程のおっかない下りでした。私にとってこの下りが一番の核心でした。右壁まで戻りましたが、ゆっくりしていたら14:00を回ってしまい、岩トレをあきらめ下山。弓状エリアを登る強いクライマーを眺めながら二子山を後にしたのでした。
10:00倉尾登山口―10:10股峠―10:25右壁―10:45取付き―13:00東岳―13:30股峠―13:45右壁