丹沢 新茅ノ沢 沢登り

◆日程 2024/11/4
◆形態 沢登り
◆メンバー 2名(N山、S口)
◆ルート 大倉 – 新茅橋 – F5 – 二俣 – 登山道 – 烏尾山 – 新茅荘 – 大倉

(報告:N山)

 やはりメジャーな沢にはそれなりの理由があることを改めて認識しました。長めのゴーロ歩きの中弛みはあるものの登って楽しい滝がいくつも続き、藪っぽさなく、マニアにはF5登攀という課題も用意されてます。戸沢へのアプロ―チでよく取り付きの橋を通りますが、なんだか暗くて雰囲気悪い沢という印象でした。実際入ってみるとなかなか楽しめる沢でした。

 渋沢に7:30に集合して大倉行きの臨時バスにのる。さすがに秋のシーズンだけあって満員。水無川沿いを1時間ほどアプローチ。2日前に結構な雨が降ったせいか林道を水流が横切っている。新茅ノ沢橋の下流側に沢に降りる踏み跡がある。すぐに薄暗いゴルジュだが難なく超えることができる。すぐにF1(7m)。講習会でよく使ているようでこのF1とF2(ともに左壁登る)にはしっかりとした支点が打たれている。終了点の支点もゲレンデのようなしっかりした支点がありセットも楽なので、リード&後続確保の練習によいと思う。F3、F4は難なく登れるがF5(大滝15m)は遠くから見る限り登れるように見えない。しかし近づくとなかなか厳しそうなルートは見える。既存の支点に加えてカムなどで支点を追加して登るのが良いかな。今回は右岸巻き。FIXロープがあるので迷わない。しばらくは単調になりゴーロ時々壊れた堰堤か滝といった感じになる。二俣からは滝の連続になりグイグイと高度を稼ぐ。水が枯れると4mCS滝。体をねじ込んで押し上げるところが全身運動。ここはセカンド確保の際、ロープ操作による落石に注意した方がよい。S口によれば11月だというのに弱ったヒルを発見したとか。このあと左岸に取り付けそうなところは結構あるが、標高1050m付近まで沢筋をいって、登山道目指して斜面を上がる。登山道に合流すると普段なら迷わず下山になるところであるが、今年はあまりに山頂に立つ機会が少なかったので荷物をデポして山頂を目指した。帰りに渋沢の「さかなや道場」で打ち上げ。

大倉7:47-新茅橋8:49-F5 10:11-二俣11:16-登山道12:29-烏尾山12:45-新茅荘14:40-大倉15:17

F3

F5

烏尾山山頂にて

タイトルとURLをコピーしました