◆日程: 2024/7/28
◆形態: 沢登り
◆人数: 3名 (T野、T村M、T村E)
◆ルート:
7/28 入渓点~白谷沢遡行~白孔雀の滝~脱渓~さわらびの湯
(報告:T野)
当初、木曽御嶽の鈴が沢東俣の予定でしたが、メンバーが次々に抜け、天候も不安だったので、気軽に楽しめる奥武蔵の棒の折山にある白谷沢に転進することにした。ここは2022年8月に遡行して、次々に登れる滝が現れて好印象だった沢だ。今回はさわらびの湯に9:45頃集合。T村さん達は車で来ているので入渓点まで車で入れて楽チン。
2022年は橋の下から入渓して、薮っぽい沢と蜘蛛の巣で印象が悪かったので、今回はわずかに登山道を歩くと、すぐに左に降りる踏み跡があり、それを辿ると、蜘蛛の巣と薮沢をもれなく避けることができた。(2022年に遡行した時に教えてもらった。)
堰堤を2つ越えれば、小滝が現れ、この後は適度な間隔で滝が続き楽しませてくれる。その気になればほぼ全部直登可能だ。途中、藤懸の滝という10m位の滝があり、前回は高巻いたが、今回登ってみることにした。しかし、中間部の1歩がホールドが甘く踏み出せない。結局、T村さんに上からロープを投げてもらって登ったが、ロープが付いていればなんていうこともなかった。高度があって支点が取れないので、体の硬い私には登りにくい滝だが、登り慣れている人なら問題ないだろう。
白孔雀の滝の下にあるゴルジュに懸る天狗の滝は、倒木が邪魔をして快適に登れなくなっていた。また、大雨が降れば倒木を流してくれるかもしれないので、それを期待したいところだ.
最後に現れる白孔雀の滝は、前回同様右壁を登る。ここは、若干滑りやすいがハーケンや木の根っこで支点が取れるので比較的安全に登れる。今回は時間があったので、左壁もロープで確保して登ってみることに・・・。一見、傾斜が強いが取付いてみると右壁よりも易しい。ただ、支点はないので不安を感じたら自分でハーケンを打ってランニングを取って登った方が良いだろう。水に濡れるのが苦にならない時期がお薦め!!8月に2回来たが変な虫もいないし、ラバーでもさほど問題なく登ることができた。
下山も30分ぐらいで楽チン。沢トレやお試しにお薦めの沢です。
さわらびの湯で汗を流して、打上げは飯能駅南口にある中華屋で・・・。ここは車で来ても駐車場があるので覚えておいても良いと思う。
最後に、メンバーが次々に参加できなくなる中、最後まで付き合ってくれたT村さん夫妻、有難うございました。