道志 御正体山 ハイキング

◆日程 2024/03/30
◆形態 ハイキング
◆メンバー 2名(S口、N山)
◆ルート
今倉山登山道入口-岩下ノ丸-マエダレノ頭-御正体山-岩下ノ丸-登山道入口

(報告:S口)
御正体山に行ってきた。
 御正体山とは、裏丹沢の道志みちを挟んで北側に位置する。私のふるさと、藤野温泉病院の裏山の裏山にあたる。前々から行ってみたかった。ふるさとであることもそうだけれど、地図を開くとかなりの山域があり、富士山も近い。ネットのうわさによると笹薮?らしいではないか。何回か計画したが天候に恵まれず、一泊するには微妙な距離で、水場がない。おりてきてキャンプ場に一泊はなんとも味気ない。と、なかなか実現に至らなかったのである。


 さて、春もうららな、3月末、その日はやってきた。巷では桜が咲くだの咲かないだの言っているが、御正体山はちーとも咲いてなかった。今回は、東側、道坂峠から登る。道坂峠は、トンネルがあって、道志みちからいくと、トンネル越えたところが登山口で、3台ほどしか止められない駐車場はすでにいっぱい。左側の路肩に乗り上げるようにして停めた。きれいなトイレがあってありがたい。
 8時半、トンネルの縁から上にあがる。枯れ葉がカサカサいう道をいく。それほどアップダウンなく、いいお天気だ。たぶん、この道の先に富士山があるはずだ。なんどめかの軽いアップで、富士山のあたまがチラリ。おお!見えた!見えた!やっぱり富士山はいいなあ。とおもったが、富士山が見えたのは、それが最初で最後だった。

なだらかな尾根道 展望が開けそうでひらけない


 御正体山は富士山どころか、展望もあまりなくどこを歩いてるのかよくわからない。枯山だから、多少は見通しが良いものの、左手に見えるはずの裏丹沢も近すぎてなんの山なのかよくわからない。でも、夏は新緑が、秋は紅葉が、綺麗なんだろうなぁと思わせる道中であった。

頂上直前の急登 (軽アイゼンがあった方が良い)

 キュッとした傾斜と、なだらなか道が何度か続いて、山頂にでた。山頂は広くて木造のテーブルと椅子が1セット置いてあったが、先客一人いたので、平らなところにシートを広げた。ゆっくりお茶を沸かして休憩する。寝転がると日差しはポカポカとあたたかく、うとうと寝てしまいそうになる。展望はやはりないが下草が生えていて泥だらけにもならず、良い山頂だった。お茶を2杯飲み、グダグダとしゃべっていると、さらによくしゃべる3人組が来たので、来た道を引き返してかえることとする。

頂上でお茶会


 相変わらず展望はないが、帰り道も穏やかなアップダウンを繰り返し、カサカサの落ち葉の上を歩いた。うわさの笹薮はどこにあったのだろうか?車についたのは15時だった。なにはともあれ、少し汗ばむいい天気とルートであった。

以上

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