奥秩父 竜喰谷 沢登り(他会山行)

◆日程: 2023/5/6
◆形態: 沢登り
◆人数: 名 (N山、H多、他5名)
◆ルート: 石楠花橋―出合―精錬場の滝―曲り滝 同ルート下降

(報告:N山)

 昨年、一之瀬林道は崩落で通行不可であったが、崩れた個所はさらに山を切り飛ばして新しい道ができていた。ただ、すでに落石防止ネットにたっぷりと落石が溜まっていて不気味だ。
 石楠花橋の手前に5~6台分の駐車スペースあり。一之瀬川本流の水量は少な目といったところ。左岸に渡りステップ状の段差を降りて出合滝中腹で竜喰谷に入渓する。天気予報では午後から雨がパラつく予報であったが、時折日が差して水面がキラキラしておりなかなかの沢日和。
 幅広5mは右のステップ状から。精錬場の滝は左から。若干脆いので注意が必要。下駄小屋の滝も左から取り付く。下部は階段状で問題ないが、上部で水流沿いに行くと少々際どいところがある。水流の左の台地に上がりFIXロープで降りれば問題ない。曲り滝まで来たところで11:15位。今日は曲り滝をリードする気はなかったので、I隊長と相談の結果、曲り滝にトップロープを張って遊ぶことにした。そこそこ大きな巻きになるので、H多さんにつきあってもらって左岸のガラガラルンゼを途中まであがり、右にトラバースして尾根上の薄い踏み跡を上がる。かなり高いところまで追い上げられるが、下降できそうなところを途中まで降りて、最後に急になったので立ち木で15m懸垂して河原に降り立った。滝の落ち口まで戻るが、この区間がナメナメで竜喰谷で一番美しいところだったかも。皆さんごめんなさい。
 曲り滝の落ち口にトップロープをセットして、一人づつ交代で登る。ラバーソールのメンバーは水流側にトラバースして一歩上がるのに躊躇していたが、フェルトのメンバーは意外とサクッと上がっていた。また取り付きの一歩も男衆は体の硬さ丸出しの見苦しい(失礼)ハイステップであがっていたが、沢登2回目の一番身長の低いKさんが美しいレイバックですっと上がっていった。N山は、全ての人のムーブやホールド、ステップの位置を確認した後、さらに皆さんが登って核心部のヌメりが少なくなった最後に挑戦させてもらった。なので迷うことなく上がれた。次回来たら美しくリードしてドヤ顔でビレーしながら皆さんを滝上に迎えよう。ただ核心部には一本ハーケンを打ち足すか、カムを入れたほうがよいことを覚えておこう。
 下降は大体右岸で、巻くか立ち木懸垂で降りる。ただし最後の幅広5mは左岸を巻いて、一之瀬川本流出合の手前で降りれば懸垂が不要だったと思う。自分の記憶違いでガレガレの壁を懸垂することになってしまい、結構危険な落石を起こしてしまった。これ反省点。
 一之瀬川を徒渉して車へ戻るとすっかり夏のような天気になっていた。いつもの「のめこいの湯」で身を清め、渋滞なしで圏央道を南下して厚木駅前セブンイレブンで解散した。

 丹沢かもしか会の皆様参加させていただきありがとうございました。山行中は登ってるか爆笑しているかのどちらかでした。

 石楠花橋8:30位―出合―精錬場の滝―11:15曲り滝12:45―出合―石楠花橋15:00

 朝、丹波山村のキャンプ場を先発させてもらい、大常木谷の下降点で、H多さんがキャンプ場で摘んでくれたハルジオンの花を手向け、今シーズンの安全登山を誓いました。

過去の竜喰谷の記録

2022年8月20日 奥秩父 大常木谷・竜喰谷下降 沢登り

2021年9月10日 奥秩父 竜喰谷・大常木谷下降 沢登り

2020年8月22日 奥秩父 大常木谷~竜喰谷下降 沢登り

出合の滝の落ち口徒渉
 

増水すると核心部になる出合の滝

ジャブジャブと楽しい

隊長としばちゃん スキンヘッド^2
イレブンクライマーH多の余裕のムーブ

曲り滝で滝登りコンペ

登り滝のステップにあった鳥の巣 踏まないように注意注意
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