上越国境 阿能川岳・谷川岳 積雪期登山

◆日程:2023/3/20-21
◆形態:積雪期登山
◆人数:1名 (I崎)
◆ルート:
3/20 阿能川岳〜小出俣山〜1580m幕営地
3/21 〜川棚ノ頭〜爼倉〜オジカ沢ノ頭〜肩の小屋〜土合

(報告:I崎)

 好天が3日続いたら南アルプスの聖岳に行く予定だったが2日しか続かないので断念。地元谷川岳で以前から気になっていた俎倉に狙いを定めた。
 オジカ沢ノ頭から南にすーっと包丁のように薄くそびえ立つ岩山、なのに名前がマナイタグラとは、このアンバランスなネーミングに悶える。オジカ沢ノ頭からピストンする人が多いようだが、ここは雪山限定の阿能川岳からの縦走とした。

3/20
 平日の月曜日、仏岩ポケットパークには1台の車も無いが予想通り前日のトレースが残っていた。赤谷越までの登山道にほとんど雪は無かったが、稜線にのると雪が繋がっていた。 
 阿能川岳まで来ると俎倉から谷川岳が眼前にドーン。雪が腐ってきたのでワカンを装着して小出俣山への登りにかかる。トレースは逆方向からの2名分のみに。小出俣山からは仙ノ倉山がドーン、絶景かな。谷川のコルに降りて少し登り返した1580m地点を本日の宿として早速宴会場を設えた。

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3/21
 今日は川棚ノ頭から爼倉越えだ。さすがにトレースは無い。アイゼンを装着して快晴、微風の元、高度を稼ぐ。お隣の天神尾根には登山者の行列が出来ている。
 爼倉は東側が断崖、西側が雪面スロープの細長い山頂で正に谷川の奥座敷だった。オジカ沢ノ頭まで来るとようやく単独のテレマーカーと会った。ホリホリと2週間前に行った万太郎から毛渡沢ルートを滑るという。雪解けが進んでいるから気をつけてね。
 肩の小屋で休んでいると、村上が打ったという歓声が。雪も緩んできたので、階段となった西黒尾根を駆け下りた。土合口からはバスで水上駅に出てタクシーで仏岩に戻って車を回収した。この時期限定のマンダムな周遊ルート、お勧めでした。

コースタイム
3/20 阿能川岳11:00〜小出俣山13:20〜1580m幕営地14:10

3/21 幕営地06:50〜川棚ノ頭08:50〜爼倉09:30〜オジカ沢ノ頭10:30〜肩の小屋12:10〜土合口14:10
以上

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