谷川岳・万太郎山 山スキー

◆日程:2023/3/7 
◆形態:山スキー
◆人数2名 (I崎、H口芳)
◆ルート 
土合口〜天神尾根〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜万太郎山〜滑走〜群大ヒュッテ〜毛渡沢橋

(報告:I崎)

 本日は谷川岳ロープウェイの運休日だが晴天、無風、ザラメは約束されている。行くっきゃない。
 土合口を06:30に出発、田尻尾根の末端からシートラで登って行くが相棒が来ない。左アイゼンがスキー靴とフィットせずすぐ脱げるという。トレペの芯を噛ませてガムテープでグルグル巻きにして登山続行。
 熊穴沢避難小屋で休憩中のお三方、3時に出発してもう降りてきたがカリカリで横滑りがやっとだったとのこと。パウダーでも狙って来たのかな?
 肩の小屋からの雪稜歩きが本日の核心部、日曜日のトレースがあったが雪解けが進み穴が開いたシュルントを乗り越えオジカ沢ノ頭に到達した。
 出発して7時間、ようやく赤谷川スキー場ショータイムの始まりです。極上ザラメの見渡す限りの大斜面に思い思いのシュプールを描きながらどこまでも落ちて行きました。
 万太郎への登り返しはクトーで完登、さぁ毛渡沢へと覗くがブッシュが出まくりで滑り出せない。クトーを効かせながら50m程高度を落として滑走開始。
 この斜面もとにかくでかい。傾く日差しを受けながらどんどん落としていくがなかなか毛渡沢が近づかせない。
 重くなった雪に疲労した脚を取られながらようやく1000m降りて毛渡沢に着いたが、沢割れが始まっており何度もスノーブリッジを渡ることに。群大ヒュッテに到着したのが17:20、18:09の電車に間に合うかギリのタイミングとなった。林道をクロカンの選手もどきにダッシュするも毛渡沢橋到着は18:00、駅まで20分はかかるのでジ・エンド。でも累積登高2130m、累積下降2320m、還暦パーティー頑張りました。
 ちなみに車の回収は、タクシーで越後湯沢駅、新幹線で上毛高原駅、タクシーで谷川岳ロープウェイ駅でした。

コースタイム

土合口06:30〜07:00田尻尾根〜09:30天神尾根〜10:00熊穴沢避難小屋〜12:00肩の小屋〜13:30オジカ沢ノ頭〜14:00登り返し〜15:50万太郎山〜16:20滑走開始〜17:20群大ヒュッテ〜18:00毛渡沢橋

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