那須 朝日岳東南稜 雪バリ

◆日程:2023/2/12

◆形態:雪バリ

◆人数:2名(N野、T崎)

◆ルート: 大丸駐車場―下降点4番標識―朝日山頂―駐車場

(報告:N野)

 朝発日帰りルートとしての価値を再確認した山行。
 5:30東川口駅集合、即東北道に乗る。朝の東北道は空いてて明るくて快適。凍結もなく8:00に楽ちんに到着と思いきや、大丸駐車場がまさかの満車!。スキー場も無いのにこの時間で満車≒皆登山者?。信じ難いがともかく空きを探し、一段上旅館前の駐車場で漸く停める。
 8:30ころ出発。無風快晴・暑い・汗をかく。ペースを落とそうにも先行Pが道を譲るものだから行かざるを得ない。日焼け止めが目に流れて痛いほど。9:30下降点となる4番標識に着く。東南稜は上部ギャップに2人、渡渉先の取付きに2人、我々の後続にも2人いる。明礬沢を堰堤コンクリで渡り、アイゼンを付ける。雪がない。火山岩の砂礫の石山。岩稜沿いに適当に上がるが、岩場のアイゼン歩きの練習にはなるが、いいかげん歯がもったいない。
 門と呼ばれるギャップの下降は、懸垂支点が鎖とペツルが2つ。5mほどでクライムダウンしてもよさげだが、落ちると砂礫のルンゼを転がり落ちることになる。上り返しは一手目にカムで支点をとり、上がるとペツルが2本。計中間2つで終了。その先砂礫のトレースは夏のアルプスのようで、うざいのでアイゼンを外してしまう。おかげで今度は落石を落とさないよう砂礫のガレ場歩きの練習となってしまう。
 最終、ピーク手前でスラブ状の緩傾斜の岩場が一か所。これも初手はカムでとり、中間のハーケンを目指すと、その中間ハーケンは包丁並みに大きいのに穴が小さくビナが通らない。細スリングでとって抜ける。終点で立ち木ビレイをとると、そこは朝日山頂の休憩地でギャラリーが多い。12:00握手してノンアルビールで乾杯。汗も乾いたところで小屋もパスしてさっさと下山。13時台には駐車場につき。鹿の湯温泉街道沿い「ア
サカの湯」500円に入る。表に42度とわざわざ書いているだけあって、湯が熱すぎて超速であがった。

行程 8:30大丸駐車場―9:30 下降点4番標識―12:00?朝日山頂―13:00駐車場

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