大菩薩 小金沢本谷 沢登り

◆日程 2022/08/20
◆形態 沢登り
◆人数 2人(N山、S口)
◆ルート 
 小金沢公園駐車場 – 変電所手前下降点 – 870ⅿ脱渓 – 塩地沢先下降 – マミエ沢分岐 – 林道 – 小金沢公園駐車場

(報告:N山)
 当初はジャブジャブ沢の〆として、木曽柿其川まで行こうと思っていた。ただ病み上がりで体調もあまり良くないので、S口と相談の上、6月に遡行した小金沢本谷の続きに行くことにした。しかしながら不動の滝の先から入渓すると1時間半ほどで遡行を完了しそうなので、前回釜や滝が連続した部分は再度遡行することにした。

前回(6月)の記録
 高尾山口に7:00集合。圏央道から中央道への合流で30分程渋滞にハマる。小金沢公園駐車場に8:45頃到着。釣り師の車で大盛況かと思いきや、他に1台のみ。前回に比べると気温は高くなく時折小雨もパラつくが、晴れ間もあり空は暗くない。45分ほど歩いてトンネルの先、変電所より少し手前の尾根を下降する。途中からトラロープが出てきて河原に降りたつ。
 前回より少し水が多めだが、水と戯れながら楽しく遡行できる。御茶ノ水の滝は急なルンゼを左岸巻き。前回は木の根を使いスタスタと上がったが、今回は途中で息が切れてしばし立ち止まる。尾根状に乗ると踏み跡をたどって河原に降りられる。ここから先は4ー5mの滝や淵が続き楽しい。大体登れる。不動の滝を巻くために一度林道に上がる。
 ここから先が今回の目的。塩地沢の先の尾根状を下降するが、途中で2万5千図にはでてこないポコがあり、補助ロープはここを超えて張られている。面倒なのでコルから左に懸垂したが30mロープ2ピッチでギリギリだった。ここからマミエ沢の分岐までも大いに水と戯れることができる。ホントに暑い日にお勧め。今日は多少気温が低いが、二人ともウェットを着ているのでウォータスライダーや飛び込みなど織り交ぜて水に突っ込んだ。マミエ沢の出合で遡行終了。出合では林道に上がれそうにないので、少し戻って急な尾根状を上がる。尾根は結構ヤセており、下りには使いたくない。30分弱で林道が折り返しているところにジャストで出る。グータッチでお祝い。ここから林道の下りは結構長くきつかった。
 下山後は小菅の湯に行こうと思っていたが、閉まる時間が早く、結局一つ峠を越えて丹波山村の「のめこいの湯」へ。風呂とメシのあとはまた峠道を引き返し、お盆の名残渋滞を避けて、山道で上野原へ抜けた。
 小金沢本谷はお水系沢初めや体験にはとても良い。渓が明るくエスケープも容易、ラバーソールも張り付きがよく、水流もそれほど威圧感がない。ただ谷が深いので林道からの下降が急斜面やヤセ尾根の部分がありそこは要注意といったところ。次回は石丸峠から大菩薩沢を下り、今回の最奥到達点からマミエ沢をあがり石丸峠に戻るプランを実行したいな と思う。

 小金沢公園駐車場9:15 – 変電所手前下降点10:00- 御茶ノ水滝11:10 - 870ⅿ脱渓12:15 - 不動の滝先下降開始12:54 – マミエ沢分岐14:40- 林道15:15 - 小金沢公園駐車場16:45

マミエ沢出合から林道へ上がる急傾斜な尾根

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