吾妻連峰 塩の川上部 沢登り

◆日程:2022/7/30-31
◆形態:沢登り
◆人数:4名(T野、T中M、A原、お試し1名) 
◆ルート:
7/30
あずま貯水池~塩の川~1270m付近
7/31
~塩の川遡行~登山道~あずま貯水池

(報告:T野)

思った以上に、厳しい渓でした。

 初日の下部ゴルジュ巨岩と10mクラスの登れない滝が連続し、「面倒だから全部巻いちゃえ!!」という感じで巻き続けたが、それがホントに正解だったかは疑問・・・?

 というのも、半端なく時間がかかり、10年前のMさんパーティーは8:50に貯水池を出発して13:30には1240m付近のテン場に着いているのに、我々は9:00に貯水池出発で長時間の巻きで疲労困憊し、結局1240mまでたどり着けず15:55に1185m付近の下部ゴルジュを抜けたあたりをテン場としました。グィーンと大きく巻くより一つ一つ小さく巻いた方が良かったのかもしれない。ただ、「より安全に」という意味では、危ない場所もなく、時間はかかったがこれもありだったのかもしれない。

 テン場はゴルジュを超えればあちこちにあり、我々のテン場はかなりの好物件だった。

 2日目はようやく沢登りらしくなり、順調に登り、コースタイムもMさんパーティーとほぼ同タイムで歩いている・・・っということは、やはり初日のルート取りはちょっとまずかったかな?

 塩の川は、水の色が印象的、下部は透明度はないがミルキーブルーで美しい、上部は濁りが取れてクリアな塩の川ブルーで思わず見惚れてしまう。初日は巻きに徹したが、2日目は滝登りや、珍しい乾いたナメ床などもあり、他の沢では味わえない独特な景色に出逢え変化に富んでいた。

 下山はタクシーを使用しようと沢の中で電話が通じるところで予約する。軟弱にも思えるこの判断は、浄土平に着いてみると、登山道が廃道で通行止めになっていることがわかり、結果的には大正解!!車をデポしたあずま貯水池真で¥12400、まあ、藪漕ぎ3時
間以上の下山を考えると4で割れば充分許容範囲。

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