北アルプス 明神岳主稜から前穂高岳 無雪期縦走

◆日程:2022/7/23-24
◆形態:無雪期縦走
◆人数:4名(M上、S京、N谷、I崎) 
◆ルート:
7/23
 沢渡(バス)-上高地-岳沢7番標識-明神岳5峰台地(テント泊)
7/24
 5峰台地-4峰~1峰-前穂高岳-岳沢小屋-上高地-沢渡

(報告:S京)
22日
 23:49 松本駅集合。I崎車にて沢渡駐車場に向う。途中から雨が降り始め到着したときには本降りだった。
 タクシー乗り場横の屋根の下にテントを張って 2:00 仮眠。

23日
 5時前よりタクシー乗り場が騒がしく、もう少し寝ていたかったが、目覚めてしまう。雨は上がっていたが、雲が低い。
 7:00 駐車場発、7:50上高地発。水場は明日の岳沢小屋迄ないため、ここで汲む。タクシー乗り場でも汲める。
 9:00 7番看板 登山開始。ここからずっと急登で時々クマ笹を掴んで登った。左からの尾根と合流する辺りから痩せ尾根。2450m付近、両側切れ落ちている。やがて森林限界となり、緩やかになった。視界は開けたがまだ雲低く明神5峰は見えなかった。2600m付近、登山道から少し右に下がったところをテン場にした、
 14:30頃。天気予報とは違いなかなか晴れない。諦めかけた 15:30、青空出現。待ってました!5峰のみならず、周りの山々も次々に現れた。青空に赤い服のN谷さんがとても良く映えた。夕飯はM上シェフの親子丼。おいしかったー。19:00就寝。

24日
 3時起床。4:50出発。夜中からの強い風は残っていたが、晴れ。
 5:20 5峰。山頂にピッケルあった。いつからあるのか、誰が何で刺したのか、ロマンを感じた。
 6:10 4峰、3峰は左からまく。記録通り紫のロープを目指して行くと効率よくまけた。浮き石だらけで気を使った。2峰からの下りは懸垂下降。50mロープ1本の場合、2回に分けて降りる。下降地点は、2か所とも捨て縄が沢山掛かっているのですぐ分った。今回は掛けてあった捨て縄を使わせて頂いた。
 8:10 主稜。下り下部で再び懸垂下降。ここも掛かってた捨て縄を使わせて頂く。50mロープ1回でOK。そしてコルに到着。いよいよ前穂高岳へ。ここからも浮き石に気を使った。この登りの途中、向こうに見える、天狗のコル辺りで救助ヘリが、救助しているのを見た。
 10:30 前穂高岳頂上。何時しか風も止んでいた。あっちには槍が見えた。何という景色!!バンザイ!!
 11:00 下山開始。岳沢小屋を目指して重太郎 新道を下る。
 14:00 岳沢小屋発。下るに連れ暑くなってきた。
15:15 1690m地点の風穴で涼み、間もなく15:30 7番看板に到着。戻ってきたという気持ちになった。
 16:20 上高地。沢渡駐車場に戻り、タクシー乗り場すぐ前の ともしび で入浴。300円。暖簾代わりのドアを開けたらすぐにお風場。脱衣所も一緒になっている。シャワー1箇所。シャンプー、ボディーソープ、石 鹸、バスタオル置いてある。レトロな感じでいいお湯加減だった。私はこのお風呂、好きだなあ。下山してすぐに入れて有り難かった。
 I崎車にて松本駅18:40着、解散。お疲れの中、 運転ありがとございました。M上さん、N谷さん、私の3人は20:10 のあずさで帰路についた。

DSC_0127

タイトルとURLをコピーしました