秩父・御坂 小金沢本谷・丹波川本流 沢登り

◆日程:2022/6/25-26
◆形態:沢登り、徒渉訓練
◆人数:2名(N山、S口)
◆ルート:
6/25 小金沢本谷
 小金沢公園 → 小金沢本谷入渓 → 不動滝 → 小金沢公園駐車場
6/26 丹波川本流
 三条大橋 → 丹波川本流入渓 → おいらん渕手前 → 三条大橋

(N山記)
 週末は気温が30度を超えるとのこと。渡渉訓練を企画していたが最終的に参加が二人になったので、訓練という形にせず、いにしえの名渓といわれている小金沢本谷と毎度おなじみの丹波川本流を、訓練の内容を交えながら遡ることにした。

 6月25日 小金沢本谷
 朝からジリジリと暑い。7:30に高尾で合流後、大月IC経由で小金沢公園駐車場へ。すでに車が7~8台止まっており、釣りか沢登りかはわからないがすでに入渓済のよう。ウェットスーツを着込んで出発。駐車場のすぐ横の小金沢トンネルのゲートをくぐって林道を歩き始める。左側に発電所用のトンネル入口があり、湿った涼しい風が吐き出されている。すぐに入渓するパーティもあるようだが、スバノ沢手前の小沢から入渓する。スリップ注意の看板とガードレールにぶら下がった手袋が目印。問題なく本谷まで下れる。降りたところは谷というより河原。
 鶏淵ノ滝では男女二人組の先行パーティの女性が手を振ってくれる。頭を下げて挨拶をしたが、それでも手を振るのをやめないので不思議に思って近づくと、元会員のKさんだった。引っ越した先でも山を続けるとのことだったので、いずれどこかの沢でお会いすると思っていたが、この沢だったか。またどこかの沢でお会いしましょう。
 沢自体は明るくきれいでゴーロ歩きもなかなか楽しい。前半はときどき5m位滝がイベントのように出てくるという感じであったが、お茶ノ水の滝が近づいてくると面白くなる。釜を泳ぎ滝を登り、白い泡立つ滝に突っ込み、コケて予定外のウォータースライダーなど、暑い夏に最適な沢になる。釣り師が入っているのでポイントには踏み跡のある巻き道やトラロープがあり、初心者がいても問題なさそう。不動の滝以降も面白いそうだが、程よく疲れたのでここで打ち切ることにした。不動の滝で写真をとり、塩地沢に沿ってあがり、堰堤前で右岸の斜面をに取り付き道に出で終了。
 お水沢はじめにはとても良かった。前回の四十八滝沢とともに再来したい沢となった。小金沢公園からは小菅の湯が近いが、食事のラストオーダーが16:30なので、丹波山村ののめこいの湯まで車で往復して小金沢公園泊。虫の収集家やキャンプの人などが遅くまでゴソゴソしていた。

【コースタイム】
 小金沢公園9:51 → 下降点10:15→ 二連の堰堤11:25→ 御茶ノ水ノ滝13:05→ 不動滝14:38→ 林道14:59→ 小金沢公園16:15

 
 6月26日 丹波川本流 
 快晴の予定であったが、すっきりとは晴れていない。小金沢公園はトイレが閉鎖されているので、丹波山道の駅に移動してから朝食とお茶。
 少しでも温度が上がってから入渓したいので、終了点のおいらん渕近くに車を止め国道を歩いて三条大橋に向かった。ザックピストンやスクラム渡渉などを復習しながら遡行。スクラム徒渉はいろいろなところでやってみたほうが感覚がつかみやすい。
 手取淵の直後、左岸の側壁沿いに白く泡立った流れの中をすすむ箇所は意外と危ない。体格が良い方が後ろから押して進むことを試してみたが、結局体格が良い方が前を進んで足の置ける位置を探しながら進んだ方が結果が良かった。「おしくら饅頭方式」は、もう少し穏やかな流れのところをじわじわと進むときに、後続が前を進むものを足で押したりしながら進むのに有効なのであり、このような激しい流れに足を入れるケースでは、流れに足がさらわれるのでダメ。
 丸山入道淵はいつもクロールで泳いでいたが、泳力が衰えたのかあまり進めず、途中で側壁を蹴って、左岸側の窪みに入ってホールドを拾いながら進み淵を抜けた。国道の橋が頭上を横切る滝で3mほどの懸垂。あとはへつりや泳ぎを楽しみ一之瀬川と合流。一之瀬川を50m程遡り、右岸より旧道に上がった。体が冷えているので暖かい風が心地よい。着替えのあと、のめこいの湯で風呂とメシで訓練終了とした。

【コースタイム】
 三条大橋9:36 → 竜神淵上10:35 → 丸山入道淵12:03 → 一之瀬川出合12:45 → 国道旧道12:55 → 終了点13:10

公園横の隧道入口
入渓ポイント
鶏淵ノ滝
釜を泳いで取り付く
積極的に突っ込む

御茶ノ水の滝の巻き。結構急斜面だが木の根などあり悪くはない

不動の滝 で XXXXX のポーズ

坊主淵
坊主淵その2

左岸の壁沿いを行くが、脚力要。

丸山入道淵
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