奥多摩 坊主谷 沢登り

◆日程:2022/6/4(土)
◆形態:沢登り
◆人数3名(K林、T山、H口)
◆ルート:
峰谷林道ゲート(9:15)~入渓(9:50)~中ノ沢二俣(12:55)~取水口(13:50)~稜線(15:10
)~峰谷林道ゲート(17:40)

報告:K林
 4年ぶりの坊主谷である。
 奥多摩駅で8時にT山さんを車でPick Upする予定が渋滞のため8時半になってしまい、おまけに峰谷林道の入口のゲートが閉まっていて林道を20分程度歩く事になり、入渓が予定より1時間近く遅くなってしまった。(以前は車で入渓点まで入れた)
 天気は上々だが奥多摩の沢はV字型に切れ込んで光が届かず暗い。歩き始めてすぐラバーの沢靴と相性が悪い黒い岩で滑っていきなり転倒して左膝の内側をしこたま岩にぶつけてしまった。以後ずっと痛みを我慢しながら遡行する。
 最初の滝は被りぎみのチョックストーン。いきなりシャワークライムで突破する決心がつかず、あっさり右岸を巻いてしまった。その後は連続する小滝を快適に超えて行き気持ち良く歩く。途中8mくらいの立った滝は10mロープを出したが、それ以外の滝はロープを出す事も無く快適に登れた。
しばらく行くと5段の滝。最初の3段は右岸を小さく巻き、4段目が本日のハイライトの12mの滝。後ろから「巻いては。。」という声が聞こえたがここを巻いては自称「なんちゃってクライマー」の名が廃るので却下。この滝を登るために50mのロープまで持ってきたのだ。ここは滝壺に入り、腰まで水に浸かって取りついて、左岸のバンドをトラバース気味に登る。滝壺から岩に取りつく所の水中の足場がなかなか見つからず這い上がるのに少し手間取ってしまった。左上するスラブに積もった大量の泥を取り除きながら登る。泥を取り除くと小さなホールドが出てきてありがたい。この滝を登るのは我々が今シーズン初かもしれない。
 かなり上まで行くと立ち木で支点が取れるが、それまで支点が取れないので途中のリスにハーケンを打ち込み、立ち木で支点を取って滝の落ち口を抜けた。落ち口は下から見るよりホールド・スタンス共豊富で問題無し。落ち口で思わずガッツポーズ。後続の2人を確保するが、滝壺から岩に取りつく足場が見つけられなかったようで2人とも苦労していた。2人共上がってきてから足場は絶対に無かったと言うのだが足場は絶対にあるのです。5段目の滝は簡単に登れた。
 この時点でまだ行程の半分くらい。中ノ沢との分岐を過ぎると大きな滝は無く、しばらくするとワサビ田の跡地が続く。かなりの距離に渡って沢沿いに石垣が続いて大きなワサビ田だった事が判る。ここまで上がってきてワサビ田を管理するのは大変な労力だっただろう。取水槽を過ぎて延々と続く詰めでペースも落ち、クタクタになった頃 ようやく鷹ノ巣山直下の浅間尾根登山道(1550m)に出て3人でグータッチ。いやー長かった。
 急いで靴を履き替えて登山道を下る。登山道途中の浅間神社(小さな祠があるだけ)までは斜度も緩くてとても歩きやすい。登山道脇にかなり広範囲に原木シイタケ栽培場ができていて驚いた。「たまのこ」という名前で売り出しているようなので秋になったら手に入れて食べてみよう。
 浅間神社の少し先で登山道を外れてそのまま尾根沿いに下る。うっすら踏み跡もあるが最後の標高差200mくらいが急なザレ場。入渓地点に近いところに降りる作業道があるのだが遠回りになるのでそのまま尾根を降りたが結果的に失敗。あまりに急で滑落する危険があるのでロープを出す羽目になった。最後は踏み跡をたどって林道に出てゲートまで歩いてフィニッシュ。林道のゲートは鍵がかかっておらず簡単に開く事がこの時に判明。ちっ。
 最終下山時刻まで30分を切ってしまったので、慌てて下山連絡のメールを送り、風呂に入る時間も無くそのまま帰宅の途についた。
 前半は適度に滝の登攀を楽しめるが、その先の詰めが長すぎ。坊主谷はもう卒業だなと思った。

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