北信 鍋倉山 山スキー

◆日程:2021/1/20~21
◆形態:山スキー
◆人数:4名

報告:M上

19日は風雪が強く戸狩野沢温泉駅以北の飯山線は運行中止になていました。
20日早朝は高曇りながら天候の回復を感じさせ、宿の車で登山口の温井まで送ってもらうと平日でも5~6台の車が並んでいました。個人的には初めての鍋倉山です。
出発時は小雪が舞っていましたが高度700m過ぎたあたりから青空が広がり始めました。
トレースは山頂まで続いているようで、すでに登っているパーティーもいるので楽に登れました。
最初に休憩した850m地点で最初のピットを掘ってみました。
1mほどのピットで70㎝と50㎝あたりに氷化した細いラインがあり強く引くとラインのところで破断しましたが全体には締まっていました。
トレースは南東に延びる尾根を巻くように鍋倉山と黒黒山の鞍部を過ぎて山頂まで。
山頂手前の斜面でもう一度ピットを掘りましたが同じようで滑るにはあまり問題は無いと感じました。
山頂で休憩後、合流点を850m地点に決めて各自自由に滑り降りました。
昨日の雪で多分それまであったシュプールは無くなり気持ちよく下れましたが粉雪舞うといった雪でもなく比較的よい雪のある日の当たらない斜面を下りました。
21日は早朝から晴天。山頂についてしばらく景色を眺めました。
シュプールの付いた斜面を避けて南東に延びる尾根の南側の尾根を下ってみましたが気温の上昇で雪が悪くなり3月の斜面の様になっていましたので下りながら小さな谷を2本渡り中央にある大きな谷に滑り降りました。
ここには森太郎というブナの巨木があるそうなのでそれを見つけようと下りましたが上からでは太いブナが沢山あるのでなかなかわかりませんがGPSで近くまで行くと確かに他のブナの2倍近く大きなブナがあり、そばに行くとその大きさを実感しました。
その後そこから谷を外れ斜面をまっすぐ下って850mの昨日の集合点に下りました。
天候には恵まれましたがお正月休みに出かけた白馬天狗原の粉雪には程遠く1000mの高度の違いはしかたないのでしょう。
鍋倉山は比較的登りやすい事とブナの森の美しさは素晴らしいですが天候の良い時は早朝から登ってなるべく早い時間に下るのが快適な滑りを楽しめる山と感じました。

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