富士山・須走口 ハイキング

■山:富士山・須走口
■山行形態: ハイキング+少し雪歩き
■メンバー: S沢 S京
■日時:2019年5月26日(日)
■報告・感想文
 天気は終日快晴で東の風が心地よし。
 5:00発の予定が、子供の食事用意などで45分おくれ(夫婦で一悶着)。
 8:15茶屋前(1950m)発。暖かいので二人ともTシャツ。1ピッチ目の高度差300mは傾斜が緩く長いものの足下がしまっていて歩きやすし。次から三つのピッチは傾斜がそこそこになるので一時間400mはいけると予想していたが、その9割ほどは砂利(残りは雪渓)でなんと歩きにくいことよ。この程度の傾斜の通常登山道ならば快適に高度を稼げるが、常に踵が低く、一歩ごとに少し落ちるため、実に非快適。富士山の夏道をこれほど長く歩いたのははじめてのことで、侮れないことがわかった。
 今回はS京がおNEW登山靴に慣れることが主目的だし、二ピッチ終了時点で山頂に行くとしたら14:30くらいになると予想されたので、雄大な展望を楽しみつつ、ゆったりと登る。
 せめて穂高の標高まで登るつもりであったが、3170mのところが、ちょうど下りで中規模の雪渓にトラバースできる地点なのでそこで終了(12:20)とした。3150~2900mほどまでの雪渓はグサグサでグリセードを楽しめた部分は1/4ほどのみ。
 そこから下に4カ所の小雪渓があり、上部よりもむしろ固いので1/3くらいはグリセード。下りで実に嬉しかったのは、登りでは非快適な砂利が雪渓よりもさらに快適にキックステップで小走りできること。
 茶屋でのアイスクリームはなんとも美味し。

■振り返り・反省
・予定の5:00発ならば、12:20の時点では3,370mに到達し、山頂は無理でも13:30には外輪まで登高できていたであろうこと。予定通りに出発できなかったのは実力なのであり、こんなことを反省してもしかたなし。
・登攀具は結果的には不要であった。高気温は須走口駐車場の時点が明確に確認されていたが、それでもロープ等持参するのは安全のための作法として必要なことだと思う。結果的には不使用で良し。

■コースタイム
 5:45車で自宅発-(途中で朝食7:55須走口駐車場)
▼登り
8:15 須走口発(1950m)発-9:00 砂払五合(2250m)-10:10六合近く(2670m)-11:23 七合(2930)-12:20
3170m (登高 1220m, 4時間5分)
▼下り
12:40 3170m発-14:10 須走口(1時間30分/一時間当たり800m)

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