頸城 大渚山北面周回 山スキー

◆日程:2018/3/25
◆形態:山スキー
◆ルート:小谷温泉~鎌池~湯峠~大渚山~北面1030m付近~湯峠~小谷温泉
◆人数:2名

報告:I井

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2018年3月25日
大渚山北面周回
山スキー
メンバー:I井T、I井R(会員外)

朝7時半、山田旅館裏の斜面に取りつき、ブナ林の中を登って鎌池脇を通過、湯峠への林道にでる。
湯峠では風があり、よけて休憩。数人の集団が登ってきたが、山田旅館主催のガ イドパーティであった。ほどなくして先を譲る。
湯峠から大渚山、雪庇が出ており、その下を登るが雪はまだ少し固いので慎重に登る。途中から急登となり、一旦雪庇の上にでるが、反対側は崖で危険を感じたので、雪庇下の先行者がつけたトレースの斜面に戻る。
大渚山、南面ではなく東面からだと右側の岩壁が見えて大迫力。
ブナの里山というイメージが覆る。
12時過ぎ大渚山・東峰1570mに立つ。雨飾山・白馬三山・雪倉朝日・日本海などの展望が素晴らしい。東西に山頂部を今度は西峰へ。ここで大休止して滑降の準備をする。
さて北面は当初尾根沿いを滑って、沢を横断し、湯峠付近へ登り返す計画だった。しかし、多くのシュプールがあり、樹についた氷が散乱して滑りにくかったことから雪の状態のいい斜面を求めて東側へと滑りながら移動。
その途中で右手袋を落としてしまったことをきっかけに北東面の沢へと導かれた。
手袋はすぐ回収できたので、そのまま沢を覗き込むと急斜面ながら雪の状態もよさそうで、雪は固くしまり雪崩の心配もなさそう、先週のようなカリカリでもないので、そのまま滑り込むことにする。
ただこの沢、岩壁のすぐ脇で雪の状態が悪ければ雪崩やすいところだろう。
上部は少し硬め、途中から滑りやすい雪に変わった。至福の滑りを楽しむ。
1240mの台地までで滑るのをやめたが、この付近では少し雪が重くなっていた。
しかしは短かったが、ダイナミックに滑ることができて感激である。
雨飾山を正面に見て休憩していると。先ほどの山田旅館パーティが登ってきた。
我々が当初予定していた北面の尾根を滑って登り返してきたらしい。

ガイドは元スキー・デモンストレーターでもある、山田誠司さんである。
よく急斜面を滑ったねと言われ、うれしくなったが、反面もっと慎重さを求められたのかもしれない。
彼らがトレースをつけてくれたこともあり、難なく湯峠方面へ登り返すことができた。今回は他のパーティには合わず、自然の静けさを味わうことができたのはよかった。
湯峠からはアップダウンを繰り返し、登ってきたルートを滑る。
山田旅館の裏を通り過ぎ、最後は旧太田旅館の脇まで雪がつながっていたのでそこでスキーを脱いだ。
すでに日は西に傾いていた。車に戻るとすでに他の車は全く無く、いつものごとく我々が最後の下山者となった。
それにしても、終日快晴と絶好の条件となり、雪質もよく、素晴らしい山スキーであった。いつも重い雪に悩まされる大渚山が、こんなに素晴らしいとは・・・。

また来たい!◎

3/25 大渚山
https://blogs.yahoo.co.jp/imai_tr/56712742.html

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