◆日程:2017/7/2
◆形態:沢登り
◆ルート:濁川出合~遡行~稜線~尾根下降~出合
◆人数:5名

山域  御坂山塊
ルート 芦川  濁沢
形態  沢登り
日時  7/2
メンバー  T野・Y井・Ⅰ井・H本・T中M
報告    T野

  癒し系の1泊の沢に行くつもりが天候が悪く、脅し系の日帰りの沢に行ってきました。しっかり脅されて11時間行程、充実度120%で帰ってきました。ではサクッと報告です。
濁沢は早いパーティーは4~5時間で完歩しているのに遅いパーティーは10時間以上かかってヘッデンで下山している。その理由が行ってみて分かった。
入渓するとすぐに30m4段の滝!!迫力満点。Y井さんはお初のラバーソールの沢靴をデビューさせたが、入渓と同時に大きな生まれたての小鹿に変身して自ら戦力外宣言!!いざというときは期待していたのに・・・。
この滝、1段目はロープ不要ということだが、岩の上に泥や葉っぱが乗っていて滑るので途中からロープを出す。2段目は3級ということだが、泥と葉っぱで滑りやすくいやらしい。ハーケン2本とカム一つを決めて登ったが、結構悪く緊張した。3段目はもっと悪そうだったので、左岸の灌木から巻いたが、巻きもドロドログズグズで悪い。5人で登ったので、この滝を越えるのにロープを5ピッチ出し、2時間かかった。この後、2条25m滝も左岸を巻くがここもロープ使用で時間がかかる。その後、少し登れる滝が続くが、圧倒的な迫力の白竜の滝が現れる。いったいどこから登ればいいの?っていう感じだが実は左岸に登れるルンゼがある。最初の一歩が滑って悪いが、あとは泥だらけになれば登れる。上部は岩が脆く、下で確保していると逃げ場がないので大勢で登るときは落石要注意だ。ここは残置ロープが固定してあった。
この後、渓は少し穏やかになるが滝は相変わらず続く。途中、理由は分からないが人口の石垣があったり杉の植林があったり、「魚釣ったら罰金!!」という立札があったりしてやけに人臭くなるが、しばらく行くと再び険悪になって巻いたり直登したりして滝を越えていく。巻きでもロープを出すことが多く、時間がどんどん過ぎていく。やがて後半の大物、15mスラブ滝!!ここの巻きもドロドログズグズで悪く、ロープ2ピッチで登るが、落石が怖いので2ピッチ分ルート工作をしてから一人づつ登るのでここも時間がかかる。もう皆、泥だらけで敗残兵のようだ。
もう本当にお腹いっぱいだが、源流部にも10mクラスのロープが必要な滝があった。でもここは今までのようなドロドロではなく滝らしい滝。ハーケンもしっかり効いて最後になってようやく普通の滝登りを楽しめた。ここを超せば急だが悪いところはなく、藪漕ぎゼロで稜線の登山道に出る。
さて下降も登山道はないので慎重にルーファイ。それでも1回濁沢に落ちる尾根に迷い込み100mほど登り返した。ここは正規の尾根と同様に東に向いているので迷い込みやすい。あとは道はないが問題なく下降。約11時間の行動を終えた。時間がかかった理由は、ロープが必要な場所が多く、5人とメンバーが多かったこととリードの不慣れですね。まあ、大勢で安全第一で登るとこうなりますので2~3人で行くことをお勧めします。でもいい練習になりました。

2017年7月 芦川・濁沢

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