◆日程:2017/4/16
◆形態:山スキー
◆ルート:威守松小屋~ノミオ沢源頭台地基部~柄沢山北側鞍部~柄沢山~除雪終了点
◆人数:3名

4/16
威守松小屋~柄沢山~柄沢滑降~清水部落
メンバー:T野・Ⅰ崎・T山

報告
昨日、蓬峠滑降後、N井パーティーと合流し威守松小屋に泊めてもらう。楽しい焼肉・焼きそばパーティーの後、熟眠。

16日は願ってもない快晴!!
ただ季節外れの高温が予想されるため、できるだけ早く登って少しでも雪が腐らないうちに滑りたい!!ということで、5:40に威守松小屋を出発。
通常、柄沢山に登るには柄沢右岸尾根が一般的だが、今回我々が目指すルートは、N井さんお奨めの秘蔵ルートで、ネットでググっても全く出てこない。
でもそれがイイ!!

柄沢山は登山道のないマイナーな山だ。マイナーな山には、自由な発想でルートを拓き登れるところを登ればよい!!
それはまさに未知との遭遇!!
登山本来の楽しみと新鮮味があってスキーヤーである前に山ヤである我々にとって望むところなのだ。小屋からしばらく緩やかな雪原を登って行くと、やがて尾根に取り付き本格的な急登になる。
巻機山の井戸の壁と同じような雰囲気だが、ちょっとこっちの方が急な気もする。斜面をジグザグに登って行くと一度穏やかになる。
これも井戸の壁と同じ感じでこの付近の山の急斜面地帯はどこも同じような感じなのかもしれない。

実はこの辺りまでは先月の3連休に来ているのだが、その時は限りなく雨に近い雪で全身ビショビショのなって嫌気がさして撤退した。
さて、ここからは本当に初見のルートだ。尾根が痩せて再び傾斜がでて段差のある急登、これをやり過ごすと再び地形が穏やかになり、1400m付近で急に視界が開け、広大な無木立の雪原台地が出現する!!この出会いは感動的だ。雰囲気は焼山北面台地を彷彿させるが焼山のようなシンボルピークはない。
それでもここは静寂なマイナールート、自分たちだけでこの景色を独占できるという意味で好感度は物凄く高い。

広大かつ快適な雪砂漠を国境稜線と並走するように右へ右へと登り、最終的には1650m付近で威守松山から延びる尾根に乗り、柄沢山の北の鞍部に無理なく登ることができた。
イヤイヤ予想以上に変化にとんだ好ルートだ!!N井さん、素敵なルートを教えてくれてアリガトウ!!

鞍部近くまで来ると、柄沢経由で右岸尾根を続々と登ってくるパーティーが見える。どうやら登山道のない秘峰、柄沢山は山スキーというジャンルではちっともマイナーな山ではないらしい。
それでも東面に巨大な雪庇を張りだした山容はなかなか魅力的だ。鞍部からひと登りで柄沢山に無事登頂!!
どこがピークかわからない南北に長い山頂だった。

実は私にとって柄沢山は全く初見というわけではなく、1980年5月の白毛門~巻機雪山縦走で踏んでいる。実に37年ぶりの再来だ。あの時は縦走途中で不注意にも雪の上に置いたサングラスが谷底に滑り落ちていき、晴天が災いして、ひどい雪盲に苦しみながら歩いた。
ほろ苦い経験だが、こういう経験はなぜかしっかり覚えているものだ。

さて、時を同じくして山頂に立った若者パーティーが次々に奥利根側にドロップしていく。
奥利根側は素晴らしい斜面が目白押しで後ろ髪をひかれる思いもあるが、未知のルートから柄沢山に立てたことで充分満足した我々は、山頂でのんびりと景色を楽しみ、柄沢に落ちていくことにしよう。
柄沢も上部は広大な40度近い大斜面で高度感たっぷり。雪質も極上のザラメで我を忘れて必死に板を回して快適に落ちていく。
まさに至福のひと時だ。標高差で約500m、一気に急斜面を滑れば柄沢の沢床に降り立ち傾斜は落ち着く。

しかし、まだまだ快適なクルージングを楽しめる。そして堰堤を2つ超えるあたりからはようやく雰囲気は消化試合となり、除雪終了点はもうすぐそこだった。
標高差約1300mを1時間足らずで降りてきてしまったことになる。
ヤッパ山スキーって最高!!今日もいい1日でした。一緒に行ったT山さん、I崎さん、アリガトウ!!またヨロシクね。

コースタイム
威守松小屋(5:40)~(8:15)広大な雪原台地基部~(10:00)柄沢山北側鞍部~(10:20)柄沢山(11:10)~(12:00)除雪終了点

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